観光客で一番賑わってるエリアの一つと言っても過言ではない、
『尖沙咀』(チムサーチョイ)が香港の初心者とって、
初めて知った地名かもしれません。
今使用されてるあの漢字は当たり前でしたが、
本来は違うのをご存知ですか?
今のように定着されたのが恐らく地下鉄の開通のおかげでした。
遡って約500年前、
明王朝の広東省の物事や風習などを記載する「粵大記」による、
既に『尖沙咀』の地名が明記されていますが、
ただし、『尖沙咀』で書くではなく、『尖沙嘴』で記載されています。
(写真:wikipediaより)
当時この辺りの地形が現在のと大きく異なり、
ペニンシュラではなく、シェラトンでもなく、
(写真:wikipediaより)
この写真で奥の山は今【訊號山花園】の所在地の山です。
撮った場所はまさに今【1881Heritage】の辺りでしょうか。
この突き出した地形が鋭い両類地形が鋭く鳥類の「くちばし」に似てるため、
『尖沙嘴』を名付けるようになりました。
(写真:wikipediaより)
当時の地形は上記の写真のようです。
お分かりでしょうか?
日頃、ほとんどの人が『尖沙咀』という書き方しか覚えていませんが、
街中にも『尖沙嘴』の存在が発見できます。
代表的な場所は何と言っても「尖沙嘴浸信會」ですね。
『尖沙咀』以外、
実は『大角咀』にも過去の地名が秘められてる証拠ががあります。
果たしても同様な地形による命名かどうか調べてみたが、
具体的な説明など一切出て来ません。
地元に聞くしかありませんね。
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