2018/11/29

蓮香という飲茶文化を背負ってる看板

今年ちょうど100年目に迎い、
知る人ぞ知るの香港の飲茶屋さん、
まさにこれまでの香港の変化を見守り続けてくれる中、
来年あたまから皆さんもお馴染みの立地から去ってくとなります。
そのために、
恐らく日本人の中に知り尽くされてる方々が大勢と思いながら、
個人なりに「蓮香楼」に対する思い出や感想を書き綴っておきます。


お店の元は1899年広州で創業した、
【月餅】の餡子になる蓮の実を定着させた「連香樓」というパン屋さんです。
1910年に陳如岳氏(皇帝直属の秘書室の方)さんがこの店を食べて、
そのおいしさにびっくりされ、
店の名前「連香樓」の「連」を「蓮」にすると提案した末、
お店は今の名前「蓮香樓」になりました。


改名した年に広州の「茶楼大王」である譚新義氏に買収された。
その後、10店舗まで展開できた繁盛店になった。
1918年,香港商人が香港で支店の開業を要請すると広州まで訪れたみたい、
同年広州から派遣された管理層の元に香港の第一号店が開業されました。
店の名前「連香樓」の「連」を「蓮」にすると提案した末、
お店は今の名前「蓮香樓」になりました。


1949年、広州の本店は中華人民共和国成立後より政府に接収され、
そのまま国営になってしまった。
あれから広州の本店とはまったくつながりのなくなった二店舗になった。


最盛期の時は香港に3ヶ所に出店ができた、
その後、10店舗まで展開できた繁盛店になった。
香港島以外、モンコックもあったそうです。
現在上環に残ってる店舗の場所も本来の立地ではないです。


また、家族の内紛による数年間に渡って争った後、
西環にある「蓮香居」は正式に姉妹店と認められたが、
実は一回も行ったことないので、
コメントできません。 


2019年より「蓮香樓」を構えてる建物が取り壊す予定がわかって、
賃貸契約が終了とともに、
閉店するという惜しむ声が相次いでいる中、
今年新たな姉妹店が荃灣で開業されると聞いて、
どのぐらい雰囲気が引き継がれてるか確認しに来ました。


まず「蓮香棧」の看板はこちらです。
見慣れてる書体と色使いでまずひと安心、
上環より若干狭い店内ですが、
全体明るくてお客さんがびっしりでにぎやかでした。
これぞ本来飲茶の文化というものがこれまで再現できた。


メニューと価格設定も本来のままです。


やはりまだ開業1年に経ってないので、
以前より清潔感があります。
日曜日のお昼でも席探しにあまり苦はなかった。


最も肝心となる点心を乗せるワゴンと「香港 蓮香」が書かれてる食器、
すべて健在です。


よく見てみたら、
細かい所までこの姉妹店まで持って来られます。
そして、点心を乗せるワゴンを出待ちお客さんの群れもしばしばです。
はっきり言って、
味より雰囲気を味わう目当ての人がほとんどでしょうが、
日に日に飲茶で食べれる点心の種類が激減してる中、
伝統の数々のものを提供し続けてくれる「蓮香楼」の存在に感謝の気持ちで、
応援して駆け付けてくれる方々も多いだろう。


「炸芋角」(さといものコロッケ)、「大包」(大きな肉まん)など、
いつのまにか貴重品になった、
お金があっても食べれない庶民食になっていまって、
我々が食べに行くことによって、
点心職人が作り甲斐と感じ取れてからこそ、
手間を惜しまずにこだわりを思って作り続けてくれた。
好きなものを二品でお茶飲みながら、
ゆっくりと時間を掛けて味わうという飲茶文化が知らずに消えないように、
できるだけいろな飲茶屋さんに通って行きたいですね。


蓮香棧住所:荃灣蕙荃路22-66號綠楊坊L1樓P9-9A號舖
営業時間:0600~2200(年中無休)

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2018/11/12

夢のソフトクリームの移動販売トラック

街ぶらり途中、
もしかして見たことがあるこの可愛らしいトラックですが、
実は我々香港人にとっては子供からの憧れ、
遠くから流されてる世界の名曲『美しく青きドナウ』はまさに合言葉です。
ソフトクリームの移動販売をしてるよと周辺の皆さんをお知らせようです。
現在はわずか14台のみ取り残されてるのだそうで、


この14台も1978年に政府が移動屋台ライセンスの発行を廃止した、
新しく参入できなくなったからの貴重なもので、
減って行く一方に違いません。


香港でソフトクリームの移動販売トラックが現れたのが1970年だそうです。
一人の香港人~唐學元氏と仲間が1969年にイギリスへ旅行する時に、
路上で見て面白がってた勢いで、
アメリカである本社に特許権を取得しに行った。
そして、香港の初めてのソフトクリームの移動販売トラックが荃灣で行った。
当時初日は1時間で約1600本も売れた逸話もありました。


香港の本社は火炭であり、
社名ですが、
2010年に「Ng Enterprises Ltd.,」から「 Mobile Softee」に変更されました。
昔、たまたまそのトラックだらけの本社に通りかかったことがあって、
本当に全部ここに集結されていますね。


衛生条例で定められた通り、
それぞれのトラックはアイスクリームの機械とシンク、
二つの冷蔵庫が搭載されています。
つまりワンマンで移動から販売まで担当されています。
運転手もアイスクリーム作りができないと勤められないそうです。


一日のワークフローですが、
運転手が毎朝火炭までにトラックとソフトクリームの素材をもらいに行く、
本社が事前から制定された勤務場所シフト表を従って外に出ます。
基本的に完売できたら、勤務終了となります。
また、用事がある時に、
別の担当に変わってもらってもよいと自由な体制だそうです。


そこで皆さんも疑問とされると思いますが、
勤務場所は繁華街か閑散の地が偉く違いため、
本社ができるだけそれぞれ運転手に平等にシフトを制定されるそうです。


では、果たして香港ではどこかでこのトラックの姿が見れるでしょうか、
資料による以下の場所は全て各の運転手でローテーションで回っています。
尖沙咀天星碼頭
尖沙咀海防道
中環天星碼頭
灣仔金紫荊廣場
灣仔愛群道
港鐵灣仔站莊士敦道A3出口
銅鑼灣希慎廣場蘋果零售店側
港鐵銅鑼灣站E出口(SOGO正門對開)
維多利亞公園停車場
旺角朗豪坊附近
赤柱赤柱大街
港鐵大學站
港鐵九龍塘站
港鐵大圍站
港鐵沙田站下層小巴站
港鐵荃灣西站外
屯門恆福花園(鄰近三聖公共運輸交匯處/輕鐵三聖站)
屯門大興邨
屯門置樂花園
輕鐵銀座站對出
西貢墟西貢公共碼頭外
將軍澳圖書館外
港鐵沙田圍站
港鐵將軍澳站
沙田禾輋村附近
馬鞍山頌安邨附近
上水清河村門外
西環第三街廣豐臺外
西環正街正街街市
鴨脷洲海怡半島第四期近第三十一座外
大角咀詩歌舞街附近


平日は学校エリア付近、休日は観光客の多い場所に出没するだそうです。
ぜひこのコツを把握してチェックしてみてください。
オクトパスカードまで使えるので、気軽でも一杯は如何でしょうか?


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