2014/08/04

植民地になったきっかけとなる滝

香港が植民地になるきっかけの一つの『瀑布湾』(Waterfall Bay)、
香港島の南西部にあります。
公営住宅団地の『華富邨』のすぐ近くです。
写真から見るとすごい綺麗な滝でもないと思われるかもしれないが、
1750年代の時、今以上何倍も綺麗だそうです。

 
当時、イギリスは中国と貿易が盛んできて、
特に中国の最大貿易港~広州への往復が多かった。
ある日、イギリスの貿易船隊が広州に行く途中、
偶然、この滝を発見しました。
しかも、滝の水が透き通り、美味しいそうで、
徐々に評判が広がり、
場所的に南丫島に面して、
風を交わす最適場所もあり、
船隊がここで止まったり、
休憩をしたり、給水するなどピッタリと思われた。


次第に、イギリス人が地元との交流が増えて、
香港のことを少しずつ認識してきて、
さらに、香港島の裏側に水深の深い港もあるとわかって、
今後中国との貿易がもっとスムーズ進むために、
香港を基地にした方がよいという考えが芽生えました。
そこからイギリス人が香港を占領するルーツでした。


あの頃ほどキレイではなかったが、
もし植民地になるルーツの地に訪れてみたいなら、
まずバスで『華富邨』までに来て、
降りてからこの滝により命名された道「瀑布湾道」を沿いか
団地の「華明楼」の周辺にある公園で、
下記のような変わったベンチが矢印として、
海に向ってる細い道で進んでください。


左側のブルーフェンスも重要な矢印です。


途中、階段道で降りて行きます。


最後の最後に柵が閉じ込められてるはずですが、
その時に、
右にあるかなり乗り越えた跡がたくさん残されてるフェンスが見れるはず。
覚悟ができたら、乗り越えて階段道を沿って降りてください。
一応、泳げない場所として一般市民に開放しないため、
常に通路がロックされています。
写真撮り程度なら、一般的に容認されています。
事故はもちろん個人責任です。


柵超えた後はこの程度の階段しか残っていないので、
気を付けば、大怪我になることは考えにくいです。
取材当日も結婚写真を撮るカップルと撮影隊も遭遇したし、
決して断じて立ち入り禁止の地ではありません。
ご安心ください。


滝以外、謎の建物群の遺跡も見れますが、
確認したところで、
第二次世界大戦の時に建てられた掩体壕だそうです。


夏に行く時でも涼しく感じる滝から流れ続ける水、
大きな木からの影によって、
絶好な休憩する場所となっています。
軽くピクニックや散策途中のランチなら、
おすすめします。


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