2018/09/29

庶民食に潜まれてる贅沢さ~手拉麵小廚

いつかここに開業したかまったく情報はなく、
知ってるのが地元をはじめ、
わざわざ遠くからのファンもたくさんいることです。
外観もごく普通、
まさに噂を頼っただけの取材でした。


店内に入ると、
レトロ感ゼロでありながら、
茶餐廳と麺家が合体される感じの内装、
狭いですが、
とにかく明るく、清潔感があるお店です。


お昼12時半から2時の間はお店のピークだそうで、
いつも満員状態だから、
早めに行ったおかげ、
すんなりと座れた。


お店の看板料理はラムの麺と小籠包です。
一人の男で食べ切れるかどうか不安で、
とりあえず注文しました。


価格ですが、
以前より値上げたそうで、
注文した【羊肉搶湯拉麵】は50HKドルで、
小籠包に合わせても100HKドルもしないことはお値打ちだと思います。
  

まず、【羊肉搶湯拉麵】をご覧ください。
野菜とお肉がたっぷりで、
わりと細切りされて、食べやすかった。
それ以上、ラム肉の癖ある匂いがうまくスープと融合されて、
普段あまりラム肉を食べない私でも軽快に進みます。


時間をかけて煮込んだスープは飲み干せるぐらいほどうまかった、
そして、使用されてる中国北方の程よく太さと柔かい麺にアクセントを与え、
絶妙にマッチしています。


雲吞麺や牛バラ麺などを好んでるわたしですが、
この一杯で虜にされた。


麺を食べ終わって、小籠包を注文した方がいいかもしれません。
その間が休憩時間もなれるからです。
約10分後、蒸籠に乗せた小籠包が持って来られました。
大手や有名なお店とまったく変わらない豪華ぶり、
アツアツ感が写真から伝わって来たかな?


ここの小籠包の特徴は皮が若干厚いことです。
なぜなら、
香港で中身の汁の量が多い小籠包と言っても過言ではないから、
本当に吸い取ってもまだまだ溢れ出すぐらいたっぷりでした。
その上、包まれてるお肉も柔らかく蒸しあげられて、
贅沢な食感がどこの名店にも負けていません。


この二品だけでもやっていけるお店だと確認します。
だからランチにあんな混み合ったわけですね。
そして、一人旅の方でも気軽入れるお店なので、
小籠包だけを食べに高級店に入るより、
ぶらぶらしながら、
この地元に愛されるお店に味わってもらった方がおすすめですね。


住所:新蒲崗衍慶街48號衍慶大廈地下
営業時間:1100~2230(年休無休)
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2018/09/21

廣彩ゆかりの地~道風山基督教叢林

話がすべては80年前から、
ノルウェーのキリスト教の牧師Karl Ludvig Reichelt氏が香港に移り住む、
この地に教会を設立され、
デンマークの建築家Johannes Prip-Moller氏を招いて、
この道風山基督教叢林の建築群を設計して頂くことによって、
沙田の山中に中国風の教会建築群が密やかに作り上げられた。


詳しくの紹介は仲間である香港+上海さんぽ☆快快楽楽さんの記事へどうぞ!

とても詳しくご紹介して頂いたので、
この記事があえて補充する程度に過ぎません。


今回訪れたきっかけはこちらに駐在する廣彩の職人のご招待があったから、
彼の話による、
昔にはここでも廣彩の工房があって、
繁盛してた時期もあったそうです。
現在は工房が解体されたが、
建築群には薄らいでいる面影がところどころに見かけれます。


今回廣彩の職人のご案内のおかげで、
普段には入らない場所も特別に公開させて頂きました。
本当に貴重な体験になった。
例えばこの聖殿ですが、
教徒の祈りや礼拝する目的しか入れさせてもらえるのに、
当日は開放して頂いて、中の全貌を伺うことができました。



まず聖殿に入る前にこの銅鐘に注目してほしいです。
実は今でも毎日定時に鳴らしてるようです。


聖殿に入ったら、真っ先にこの聖壇が見れます。
まさに華洋折衷の現れ、
シンプルでありながら、荘厳さに欠けていません。


天井もまた綺麗な色合わせ。


全体の窓が八角形になっています。
わずかな時間しか入れさせてもらえなかったが、
十分見応えがありました。


実は建築群内に過去に製造した廣彩の数々がまだ大切に保管されています。
もちろんこの場所も今回だけ入れさせてもらえた。
それ以外、建築群に関する歴史や建築図などなどの資料もここで見つかります。
廣彩職人による、
今の建築群はまだ未完成状態であって、
本来はもっと広くなる、ほかの建築物も建つ予定があったそうです。
そして、
披露して頂くのがその建築家から残されたアイデアによる完成状態の模様です。
いかなる偉大な計画と伝わって来る手書き作品。


次にご案内して頂くのが食堂です。
こちらも修道する人や関係者しかご利用できないそうです。



一般の食堂と変わりはないですが、
見上げると、また巨大な廣彩アートがあります。


食堂で休憩した後に、
『明陣』という修道者のための祈り場所へ行く途中にもほかの廣彩が見かけます。
本当に道風山基督教叢林が廣彩との縁は深いものでわかります。


こちらは『明陣』です。
誰もいなければ、インスタ映えの場所になると確信しています。
誰も迷惑に掛けなければ、大丈夫らしいです。


最後に向う場所は表示による、
建築群の主体から徒歩3分ぐらい
もう一つここのシンボル的な建物です。
途中に門楼に通ります。
そこに「博愛」という字は中国の国父~孫文が書いたそうです。


あっという間に最終目的地に着きました。
高さ12メートルの巨大十字架、
白い十字架に「成了」と書かれています。
晴天の時はとても美しい絵になるはず、
訪問当日はあいにくでした、ちょっと残念でした。


建築群はもちろん素晴らしいですが、
なんといっても廣彩のゆかりの地ということが更なる深みを増すます。
雨の中であまり自由に全部回りきれないので、
また別の機会でゆっくり見学したい所になっています。


そして、ここで訪問目的の一つは廣彩職人の作品を鑑賞することです。
近いうちに別のブログ記事でご紹介します。

住所:香港沙田道風山路33號
電話:26944038
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2018/09/03

お化け屋敷と豪邸の間

ビクトリアピークで世界にも超有名な散歩コース、
抜群の眺めを擁しながら、
混雑とは無縁でのんびりジョギングできる「盧吉道」ですが、
普段は爽やかな散歩道のイメージが強かった一方、
沿道にいろな貴重な建物や豪邸が存在してることをご存知ですか?
数多く植民地になって初期から建てられたもので、
歴史建築が認定された所もただあります。


今回ご紹介するのが香港<最高>のお化け屋敷と言われる廃墟化した豪邸、
現在立ち入り禁止の地となり、
取材の敢行する日にたまたま運がよく、
管理の担当スタッフと交渉した末に入れさせて頂きました。
かつて撮影目的で不法侵入する人も少なくなかったため、
敢えて住所と豪邸の名を公開しません。
この記事で建物の雰囲気を堪能してください。


盧吉道」に沿って徒歩30分に経たないぐらいに目に入るこの建物ですが、
実は第二次世界大戦の前に、
国民政府の将軍~【竜雲】氏から建てられた邸宅です。
過去4回にわたる買い手に転々としたが、
いずれもよい結果にならなかったというウワサがいつの間にか広められた。
オーナーが倒産になり、
次のオーナーが家の中に死去などいい話がまったくありませんでした。


さらに夜中に子ともの泣き声が聞こえたり、
日本軍に占領されたり、
過去家内で修道女の首を切り落としたなど真相を究明できない話ばっかりで、
ビクトリアピークの好立地にもかかわらず、
かけ離れてる値段を付けてもなかなか引き取る手が現れません。
2004年についにオフショア法人から7628千万HKドルで買い取ったが、
それでもずっと放置されたまま約四分の一の世紀、
ようやく最近何か動きがあって、
ちょうど取材当日は管理者が入口周辺から庭までの修復作業を見た。
もしかして、近い将来は綺麗になって開放されるではないかと妄想してみた。


かつて豪華な室内写真を見たことがあって、
取材当日の無残な姿に変わって、
ある意味衝撃でした。
割れたカラスとあっちこっちの落書きは当たり前ですが、
それでも、豪邸という形はまだまだ健在です。
数年前までに取り残されたわずかな家具も撤去された模様、
とりあえず一階から二階まで一周をしてみた。


うわさのようなお化け屋敷な雰囲気はあまり感じませんでしたが、
やはり誰もいない広い家の中で、
一人でうるうるすると不安になるだろうかと予想してたから、
ありがたく同行して頂く仲間の二人を心強くさせてもらった。


建物外に温室と広い庭などもあるので、
一通りに回ってみた。
昼のこともあるが、
確かに夜になって、
真っ黒になったら、
肝試し最高の場所になるかもしれません。


温室と邸宅の間に細い階段があって、
降りたら、
地下室のような場所があります。
確かにプールも設けられたと記憶にあった、
当然水なんで全然入ってなかった。


トキドキしながら、
地下室まで降りてみた。
まるで別世界に突入し、
ヨーロッパ風の壁が無造作に葉っぱと木とうまくかみ合っています。


思ったより広かった地下室ですが、
空っぽで何もありませんでした。
本来余裕があれば、
じっくりみたかった。
管理者が「ちょっとならいいよ」ということで、
中に入ることをあきらめ、
今回取材最も見たかった景色に集中します。


まずは庭からのビクトリアハーバー、
この一生涯もこんな場所に住むことなく、
香港の海景色を独り占めするチャンスはないと思って、
わずかな時間でも感じてみたかった。
100年前に落成された頃の雰囲気を甦ろうしてみた。
中に入ることをあきらめ、
今回取材最も見たかった景色に集中します。


まずは庭からのビクトリアハーバー、
この一生涯もこんな場所に住むことなく、
香港の海景色を独り占めするチャンスはないと思って、
わずかな時間でも感じてみたかった。
100年前に落成された頃の雰囲気を甦ろうしてみた。


次に駆け付けないと気が済まない場所はここ屋上です。
この豪邸を知ったのもここから撮った一枚の写真のおかげでした。
なぜか【香港】という落書きと目の前の全てに合わせる映像ですが、
思った以上の魅力を感じさせられたため、
実際この場所に訪れてみたくなった。
時間を掛けて調べてから躊躇の気持ちも克服して、
やっとここに立つことができた。


運も助けられて、いろな難関も突破したが、
最後に再び試練に会った。
実際ここまでに辿り着くには屋外にある唯一の長い階段を利用しかない、
多少の覚悟ができてから一気に登り詰めた。
この一枚の写真のために頑張った自分に拍手に送りたいです。
今しか記録できない、今しか見れないこの香港景色のため、
苦労なんて何も思いません。


※現在は立ち入り禁止になってるので、
 許可のない限りに勝手に入らないようにしてください。

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