2019/03/31

香港の運命を左右する石の群れ

大昔から語り継がれている都市伝説として有名であり、
なぜか近年に聞かなくなった。
一つ石の行方によって、
香港の運命が大きく変わるという話です。
この石はまさに香港を象徴するピクトリアピークに位置しています。

(四年前の香港)

正確な場所ですが、
知る人ぞ知る山の中腹のハイキングコースの一部である【盧吉道】、
ビクトリアハーバー側に沿って徒歩20分程度、
道から距離わずか数十メートルの下に発見できるはず。
下記の写真に赤いマークの所は『亀石』と称される石の群れですが、
戦前からの一人の道士が重陽という節句にピクトリアピークを登った時に、
指差しながら香港の運勢について語られた。
それを記録した人がいて、
1941年出版された【香港百年】という書籍に最もこの話の記載となった。

(インターネットからの引用)

ではこの都市伝説の全貌はいかなるものでしょうか?
石の群れの形がちょうど亀のように見れて、
下の方が頭で、上が甲羅という『亀石』ですが、
道士による、
毎年お米の一粒分で山頂に向かって登っていて(移動)、
頂上に到達すると、
香港沈没(運勢が悪くなるを意味する?)の日が来るとのことです。
いつか『亀石』が海に向って毎年お米の一粒分で下ってく説も現れて、
湾仔の「香港コンベンションセンター」の落成で強引に結びつけて、
伝説を加味するための可能性が高いという指摘があります。
なぜか「香港コンベンションセンター」と関係あるか後ほど解説します。

(インターネットからの引用)

元々亀の甲羅の部分がコンクリートの重りがなかったが、
亀の移動を遅くさせるために誰か付け加えたではないか推測された、
時には鎖らしきもので縛られた姿も目撃された。
ついに最近亀の頭が見れなくなった話も聞きます。
真相は行ってみないとわかりません。
どうもこの都市伝説を気にしてる方がいるようです。


「香港コンベンションセンター」の話に戻りますが、
実は上空から見ると、
亀を彷彿とさせる形で、
すぐ『亀石』の都市伝説に結びつけ、
特に風水師などから香港の運勢に不利と判断された一方、
山頂まで辿り着く心配を解けるための意図的な設計とも言われます。
海に面する『亀』が香港の運勢を背負って北向きに泳ぎ、
チムサーチョイのスペース ミュージアムという卵型の建物に到達すれば、
ウミガメがその卵を持って帰ろうという風水の陣でも取られます。
ちなみに、
「香港コンベンションセンター」の落成は1997年で、
建設を決めたのが1985年、
イギリスと中国が署名した【中英連合声明】が発表されて、
香港返還を決めた翌年です。
いろな偶然の出来事もこの「香港コンベンションセンター」に関係あります。

(今年の香港)

そして、
1997年からもう20年以上経ちまして、
香港の運勢が上がってるか下がってるか恐らく答えがそれぞれですが、
一つだけ言えるのがここから見る香港の景色、
なぜか少しずつ馴染み深さがなくなっています。
果たして、
この都市伝説の真相究明がいつできるでしょうか?

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2019/03/16

ガイドブッでは教えてくれない鹿鳴春の珍味

誰でも知り尽くされてるつもりである有名店では、
定番料理以外、
実はメニューには隠されてる数々のおいしいものがある、
香港人の私すら普段から平気に見逃した、
日本人もきっとガイドブックに記載されるものしかわからないだろう。
同じ思いを持つ香港では有名な美食評論家からの提案で、
今どきには貴重となる老舗である「鹿鳴春」を映像で記録しながら、
ぜひ後世にも残しておきたい伝統の北京料理を紹介する番組を参加しました。


当然ここの北京ダックは外せないですが、
本物の北京料理はこれだけではありません。
①鹽爆管廷 
②炒木須肉実
③鍋燒元蹄
④炸春段
⑤酒糟雞肝
以上もそれぞれの特徴がありながら世の中に忘れかけられています。


紹介されてないから誰も注目してないせいか、
もしそのまま食べる人がなくなったら、
メニューから消える「絶滅危惧北京料理」 になる恐れがあり、
美食評論家とのコラボをして、
普段知らされていない絶品の味を多くの人にアピールできるように、
この番組を実現できたわけです。


定番の定番の北京ダックとフカヒレも当然紹介しました。
味以外のいろいろ食べる側として注目して頂きたいポイントも教えます。
下記の4部分のYoutube映像をぜひご覧ください。








如何でしょうか?
伝統から受け継がれてる味がまだ味わう所が少なっていく今、
グルメ天国という看板を背負ってる老舗が大きな役割を果たしています。


実は収録後にとあるウワサを耳にしました。
【鹿鳴春】のオーナーが近い将来にお店を手放す予定、
買い手もうついてるまではっきりしてる情報です。
これからまだ安定感がある本格的な北京料理を堪能できるでしょうか?
しばらく暖かくお守りをしていくしかありませんね。


住所:尖沙咀麼地道42號1樓
営業時間:月~日(1200~1500・1800~2200)

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2019/03/08

グリーンが満ち溢れてた香港

気づいてる方もいるだろうと思いますが、
香港の至る場所がなぜかこの「グリーン」を目に入る、
思い出してみてください。
街端にはみ出る屋台、露店から、
シンボル的な存在のスターフェリー、路面電車、
約30年前で使用してたピークトラムの車体まで
すべてがこの「グリーン」をテーマ色にした。
実はある理由で専門家からの分析でわかりました。


一般な視点としては、
この色が目立ちながら、耐用性があるという理由で使用し続けた。
一方、
屋台や露店の運営規制に関して、
外貌の色の指定など特にルールあるわけではありません。
基本的に色使いは自由です。


香港大学の副教授の李浩然氏が有力の説明による、
1945年戦後、
香港の経済発展がそれほど著しくなく、
社会的な消費風潮がどちらからというと保守的、
とにかく実用性を重視し、
単価が安いものを選ぶスタイルでした。
香港植民地政府もうそうでした。


この「グリーン」は第二次世界大戦で軍用車両など設備で使用してた色です。
戦後と伴い、
大量「グリーン」と軍艦で使用された「灰色」のペイントが残された。
在庫あまりにも莫大のため、
低価格で政府機関から民営事業までにさばくのが消耗する一番の近道。
まさに当時のニーズにビッタリです。


そして、この色が「緑」であることで、
ちょうど広東語の「禄」の発音が同じで、
福禄寿の「禄」の意味でも取られて、
縁起のよいことで一般市民まで受けられやすい説もあります。


さらに、
戦後まもない頃に、
物資不足の原因もあり、
建物などでも白や灰色の塗装がほとんど、
「グリーン」を使用すると、
目立つことで商売などにも有利ではないかと思われています。


大きなものから小さいなところまで、
この「グリーン」の存在が必ず気づいてると思います。
今もうあまり見れない石油ストーブ(広東語は「火水爐」)、
唐楼の窓枠、かつて公園などでも見れるベンチもこの色です。


しかしながら、
高度経済成長とともに生活も豊かになり、
使用できる物資も簡単に手に入れ、
色使いの選択肢も増えて来ます。
そのきっかけでこの香港の貧しい時代を象徴する色が見れなくなり、
逆に街の中で見つかると、
なぜか親しく写真を撮りたがる存在のテーマ色になっています。


ちなみに、
湾仔にある有名な「ブルーハウス」ですが、
青くになるのがペイントにまつわる偶然だそうです。
返還を機に古くなってる外壁を一新するという発想で、
最終的に取り壊す予定だった「ブルーハウス」を青くした。
なぜ「ブルー」を選んだかというと、
当時政府には最も在庫が多かったペイントは「水務署」だからです。


あまりにも奇抜な色がついてる建物で、
次第に有名になり、
多くの見物する人達まで呼び寄せる魅力にかわり、
政府が心機一転か一級歴史建築物を認定した上、
取り壊しの運命から逃れることができた。

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