2017/01/31

林村のあれこれ

すっかり旧正月のお参りの定番場所になってる「林村」ですが、

実はただの一つ村を指してるではなく、

全部26つ村を合わせ「林村郷」と称します。

「林村」は略称です。

1287年の南宋から既に人が住み始めて、

最初構成されたのが「鍾屋村」(近くにもこの名のバス停があります。)、

「林村」と命名するのがある程度村人の苗字が【林】だそうですが、

苗字の一番多いのが「鍾屋村」からの【鍾】です。

そのほかのいくつ村の住民の苗字も【鍾】です。

【鍾】や【林】以外の苗字はもちろん存在します。

【張】、【黄】、【陳】などもここで見つかるはずです。


「林村」と言えば、

あの願い事が叶うと言われるパワースポットの【林村許願樹】です。

知る人ぞ知るため、もう説明が必要ないでしょう。

本当にまったく知らない方なら、

香港魂のブログ仲間~香港ウンチク話さんの記事をご覧ください。

かなり丁寧に詳しく説明して頂きましたよ。 



【林村許願樹】のおかげで、

毎年の旧正月期間は必ずイベントや催事が行われています。

今年は【香港許願節2017】が開催されて、

美しいフロートパレード、祈りプールにランタンの投入など、

2月12日まで開催されています。


【林村許願樹】の近くに清王朝乾隆帝時代から建てられた「天后廟」があり、

数回に渡って修築されたが、

今でも大埔の中で最も規模ある天后廟の一つと言われています。

そして、「林村」には9年おきに『太平清醮』が行われ、

ちょうど2017年は開催する年です。

今年年末に目は離せません、

この平安祈願の祭り 『太平清醮』が5日間にわたり開催されるそうです。




【林村許願樹】の近くにもかつて村の学校校舎がありますが

2004年より廃校になり、

今は「村校博物館」になっていますが、

想定外の人混みだったので、中まで入って取材できませんでした。

そのうちに行けたら、また報告します。
   

ちなみに、今本物の老木がリハビリ中で、まだその姿が見れます。

信者がそのままの下に催事が進行されています。


もう一個ちなみに、「林村」内にある公衆トイレですが、

過去、ベストトイレの選挙に受賞したことがあります。


↓このブログをご覧になって、いいと思ったら、ポチっと押してほしいです。
↓你按一下,我個blog就可以係日本或香港更受人關注,可以令更多人有機會睇到!
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

2017/01/24

簡単な「甘い味噌のスペアリブ蒸し」

個人的の「18番の肉献立」です。

わずかな時間をかけて、最小限の手間で最高の味が仕上げれます。

お腹と肉食気分も満足できる一品のレシピを公開します。

材料は以下です。

1)排骨(スペアリブ)~一人分量は20ドル、500G程度
2)甜麵豉醬(甘い味噌)~大さじ2 (好みで調節)
3)醤油~小さじ1
4)砂糖~小さじ1
5)生粉(コーンスターチ)~小さじ1
6)オイル~小さじ1
7)ネギ~好みの量


作り方:

A)スペアリブを水で肉の血合いなどをきれいに洗い流します。
      水分をちゃんと拭き取っておきましょう。
 
B)  スペアリブにコーンスターチとオイルを入れ、
   よくかき混ぜます。

C)さらに、その上醤油と砂糖を入れて、
  引き続きかき混ぜます。

D)  最後、甘い味噌を投入します。
   もう一回かき混ぜて、さらに均等に並ぶ置くようにします。


ちなみに、わたしの大好きな「香港製造」甘い味噌です。
老舗の「鉅利醤園」の製品、コックさんも愛用されています。

E)しばらく放置すること25分。
      待ってる間にほかの支度やお米を炊き始めてもいいだと思います。

F) わたしの場合、一人ご飯のために、
  炊いてるご飯の炊飯器に入れながら蒸してもらう策を取ります。



G)25分経過、準備してある分を炊飯器に入れておきます。
   15分程度で蒸します。その間にネギを小さく切ります。


H)途中、切ってあるネギをスペアリブの上に入れます。 
   最後はちゃんと蒸す時間を見ながら仕上状態を確認するだけです。


完成体はこちらです。

甘さがほどよく、みずみずしいお肉のおかげで、

ご飯はかなり進みました。

あまり技術の必要性がなく、素材と調味料さえそろえば、

簡単でできる一品です。

普段忙しくて、外食もしたくない人に覚えてほしいレシピです。

ぜひ、覚えてみてください。

もしかして、皆さんの18番になるかもしれません。


↓このブログをご覧になって、いいと思ったら、ポチっと押してほしいです。
↓你按一下,我個blog就可以係日本或香港更受人關注,可以令更多人有機會睇到!
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

2017/01/20

体験できる香港シリーズ~靴の補修

香港に取り残されてる職人さんにも言えるだろう、

いつか必要とされてないと疑問をもちながら毎日巧の技で、

困ってる人の役に立っています。

美孚まだ海だった頃から靴の修理屋を始めた初代ですが、

美孚新邨の落成とともに今の場所に引っ越し、

50年以上を経ち、現在既に二代目に引き継いでもらっています。


当時その優れる補修技術で評判が広められ、

地元をはじめ、次第に靴の補修と言えば、

「根記」というそこそこある知名度のお店になりました。

残念なことは現在の香港人、特に若い人、

靴が壊れたら、新しいの買い換えしか概念がありません。

実はわたしまでもスニーカーなんか補修することできないと思ってた。

(壊れ具合はこんな感じです。底の部分だけ)

「根記」なら、なんでも修理できると友達から教えてもらったので、

ぜひ試してみて訪れてみました。

まさか歩道橋の下にお店を構えていて、

狭い空間の中で靴の山だらけで、あとは補修の道具と材料に占められてます。


わたしのスニーカーが二代目に渡し、診察してもらった結果、

繁忙期のため、一週間の補修時間が必要と言われ、

愛用の靴が復活できるなら、もちろん待ちます。


店のわずかなスペースでもこの老舗の歴史痕跡がみつかった。

昔の看板が隙間で発見しました。

当日は二代目の忙しいぷりを見て、それ以上話したくても、

声をかけにくかったです。


一週間後再びお店に訪れ、

今度は二代目の奥さんしかいませんでした。

でも、すぐわたしのお願いをした靴が見つけて引き渡してもらいました。


知ってる範囲に、あまりに好評のため、

支店をやってほしいというファンの声もありましたが、

全部の修理が自らの手で行うため、

その以上の時間をかけれません。

ある程度のプライベート時間がほしいので、

現状維持となっています。


普通の皮靴、スニーカー、ハイキングシューズの修理が得意ですが、

二代目に曰く、世の中で修理できない靴がありません。

問題は必要な金具や素材がそろえられるかどうかです。

金具は時にはわざわざ手作りすることも、

ゴム・スポンジなどの材料が中国からでも、

海外でも、出来る限り多くの場所で入手をしています。

見えないところで工夫をして、細かい作業もあるのに、

ただの120ドルで、もう捨てようと思ってた靴を蘇らせました。

本当にありがたいです。


修理後はこんな感じです。

如何でしょうか?

二代目による、誰もその技術を知りたいなら、タダで教えます。

現代社会はまだ靴の修理をやりたい人が減っていくしかありません、

きっと自分が引退する時、その技術も引き継がれないだろうと思っています。


これは大都会の進歩とともに失った代償でしょうか?

消滅しないでほしいです。



店名:根記補鞋
住所:美孚新邨二期吉利徑五至七號地下
営業時間:0930~1900(月~土)

↓このブログをご覧になって、いいと思ったら、ポチっと押してほしいです。
↓你按一下,我個blog就可以係日本或香港更受人關注,可以令更多人有機會睇到!
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ
にほんブログ村

2017/01/13

すべてがHongkongから始まり

皆さんの知ってる香港の英訳~「Hong Kong」ですが、

中国に返還されてすぐ20年になっても「Xianggang」にならなく、

よかったとホッとしてるのがわたしだけではないと思いますね。

そもそも「Hong Kong」という英訳に定着したのが1842年以後、

アヘン戦争を終結させるため清とイギリスの間で結ばれた南京条約による、

香港島が割譲された時でした。

しかし、あの頃にまだ英訳に普及されてなく、

捉え方にも様々、実はまったく統一性がなかったようです。

あるHSBCの大ベテラン従業員による、

HSBCの社名の「Hong Kong」がみんなに認識されるものではありません。
(HSBCの社員の全員も知ってるはずだって!)

「The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited」ですが、

何か違いが気づきませんでしょうか?


そうです。「Hong Kong」ではなく、

「Hongkong」です。つないでるです。「K」ではなく、小さい「k」です。

先ほど話したように香港が割譲された間もない頃、

民間には統一性のないため、当時社名を登録する時に、

「Hongkong」を使ったことから生じた逸話です。

時代の進歩とともに、

「Hong Kong」という分けてある並び方が浸透し始めました。

この見慣れない並び方がある意味、歴史ものの証拠にも言えます。


HSBC以外、120年の歴史を擁する「香港電灯集団」も、

なかなか社名が見れないが、

会社のロゴでもつないでる「Hongkong」を覗くことができます。

この二社以外、ほとんど見当たらないです。

小さいなネタですが、友達の前にも自慢してみてください。

ちなみに、「Hong Kong」になる前には「Heong-kong」でした。

やはり「Hong Kong」の方がかっこうよくみえますね。

では、なぜ「Kowloon」はつないでる?!実は。。。。

↓このブログをご覧になって、いいと思ったら、ポチっと押してほしいです。
↓你按一下,我個blog就可以係日本或香港更受人關注,可以令更多人有機會睇到!
にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ