まだまだ本物の茶餐廳は存在しています。
紅磡で開業50年以上の老舗、
外貌からものがたっているように見えますね。
看板をよく見てみると、
同じ老舗なですが、系列のお店ではないです。
古き良き時代の香港にはよくある命名でしょうか。
2時過ぎの入店ですが、それほど混んでいませんでした。
見渡す限り、学生や若い女性もいるが、地元の年寄りの方が多かったです。
ゆったりしたスペースがあって、それぞれまったりできています。
瞬時で注文を決めてほしい、
早く食べて店から出てほしいと迫ってくる店員さんがいないので、
普段忙しい香港人に対して、贅沢な時間を与えてくれるお店です。
注文した後、
しばらくこのレトロなガラスを眺めながらボーっとし始めた。
途中、目線が下の椅子に移動したら、学校にありそうな椅子に注目し、
ちょうど学生の集団が来てるので、余計に学校の椅子に見えます。
店内の椅子は本当はこの模様です。
その間に、定番の「常餐」を届けてくれました。
チャーシューのマカロニスープ、ハムオムレツ、
一番うれしいのが菠蘿包(パイナップルパン)がついてくることです。
そして、お店の自慢の奶茶(ミルクティー)はもちろんもれなく。
味ですが、みなさんの想像通りで、あっさり系でした。
朝ごはんにしたら、ちょっと重い、
昼にしたら、物足りないという感じです。
ただし、この素朴さは老舗しかできないと確信しています。
決して、絶品ほどまで行かないが、なぜかこの値段、この味、この雰囲気なら
「これぞ香港」と実感できることで大満足です。
言葉でうまく表現できませんが、
今どきのお店ではあまり感じられない風情です。
だからこそ、ずっと大事にしてほしいです。
失っていくのが悲しいですから。
住所:紅磡寶其利街 2 號 B-C 舖
営業時間:0630~1830
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