2016/08/31

単なる飾りではない飛行機

以前、日系会社で働いてた頃、

日本からの出張者に迎えに行く時に、

出口のAかBとは関係なく、

あのぶら下がってる飛行機の下で待ち合わせをするという習慣があります。


初めて香港に遊びに来る観光客、年数回にも来てる香港迷さんを含め、

毎日数十万の人の出入りされる空港の天井に、

19年も地味に飾られてるヴィンテージ飛行機の存在にお気づきでしょうか?

実は「1910 Farman 沙田精神號 Spirit Of Shatin」という名前が付けられ、

1911年香港の上空で初めて飛び回った飛行機と同じ模様です。

その時、以前ブログでもご紹介した【沙田空港】で試験飛行を成功しました。

香港の航空歴史で元も重要な一台の飛行機を記念するため、

1991年、数人の飛行機愛好家による、

原寸大の飛行機が模造されました。


1997年完成したレプリカが今の空港で試験飛行を成功しました後、

すぐにも現在ぶら下がられている場所に展示するようになりました。

あれから19年もずっとぶら下がられてると、

ホコリだらけではないかと思われるが、

そういうふうにみえないのが三ヶ月に一回のメンテナンスのおかげです。

空港の閑散時間帯の深夜一時半以後から行われ、

清掃やメンテナンスを担当するのがレプリカの生みの親たちです。

今でも!

運がよければ、あのレプリカが地面までに下されて、

数人のおじいさんたちが丁寧にメンテナンスする姿がみえると思います。


メンテナンスの内容ですが、

タイヤの空気を入れたり、掃除機によるの機体掃除をしたり、

部品に潤滑油をかけたり、

機体のスチール、皮革、ゴム、木材などの部分に

コーティングの入れ替えを行うことです。


出発ロビーの階で、レプリカに面するベンチの前に、

「 沙田精神號」に関する紹介の表示があるをごぞんじですか?

普段誰も気づかないところにあります。

ここから見ると、到着ロビーに海外から帰ってくる香港人、

これから香港を楽しもうとする旅客を出迎えるようにみえますね。

「 沙田精神號」、いつもありがとうございます。


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