ブログをはじめた頃、
一度香港の地面に潜伏してる下水道ホースについて、
軽く紹介したことがあると思います。
もう一度おさらいをしたいなら、
日本の場合、都道府県のそれぞれ村町によって、
芸術品のようなDがたくさんある、
とにかく可愛らしい存在に対して、
香港のが暗い、つまらないというイメージしかありません。
実は皆さんに想像を絶する種類が多くて、
一個一個の背景も異なります。
今回は見る時は見るが、探したら、出てこないマンホールを紹介します。
これは1957年、イギリスRediffusion社という放送会社による、
香港初の有線テレビ局の「麗的呼聲」を開設する時に、
地下に配置したケーブルの後に付けられた蓋です。
「R」はRediffusionのこと、
このタイプ以外、雷マークついてる「R」もあるそうです。
このダイアモンド絵柄が中国メーカー「鑽石牌」の製品、
香港の【祥興鑄造有限公司】より代理されてるマンホールです。
鋳造業が繁盛してた50年代の時に設立された老舗の一社です。
その後、このタイプのマンホールがあまりにも偽物が多かったため、
絵柄の下に『CHF』という社名の略語が追加された。
ダイアモンド絵柄以外、
香港路上にもたくさん『CHF』の製品がみつかるはず。
もう一個中国からのビックネーム【武漢鑄造廠】、
トップ4の鋳造メーカーの一社であり、
50年代当時としては、鋳造工場において武漢最大級を誇ります。
セントラル、上環の辺りにわりと見かけやすいです。
冒頭から紹介した有線テレビ局のマンホール以外、
香港の路上でも様々私営機関のマンホールもよくみれます。
よく見てみたら『CLP』と明記されてる、
つまり、【シーエルピーホールディングス】で【中華電力公司】のことです。
【HKT】(Hong Kong Telecommunications)や、
【HGC】(Hutchison Global Communications)などの事業者はもちろん、
かつては存在してた私営機関のものもたまに発見できます。
現在最もに頻繁に見れるマンホールですが、
先ほども登場した【祥興鑄造有限公司】のほか、
【明利鑄造有限公司】と【合豐鐵工廠有限公司】の製品も常連です。
「MING LEE」、「HOP FUNG」という英語がついてるマンホールこそ、
皆さんが毎日必ず目の当たりしてるはず。
面白いことに、今回紹介した三社の鋳造メーカも公式サイトがあります。
中にも自社製品の模様が載せられています。
そこまでマニアックなことが好きなら、
路上にあらゆるあって当たりのものがここで作られたとわかるはず。
さらにさかのぼって、取り残されてる植民時代のマンホール、
一世紀前の香港マンホール事情について、
また明日で話します。
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