2017/06/12

隠れた伝統工芸職人の道

たった260メートルの道、

大都会の中心部に、

過去に大活躍された職人たちとその優れる技術をタイムスリップして、

行き来が激しいエリアにもかかわらず、

日々黙々と「作品作り」に励んでる姿が見れます。

モンコックにある『咸美頓街』に古き良き香港がまだ残っています。


その➀~勤記不鏽鋼工程

開業60年過ぎた感じをさせないお店の外観ですが、

店内のステンレススチール製品がほとんど手作りです。

しかも、香港の工場で作られています。


現在、ほとんどのステンレススチール製造工場が内陸に移っている、

この店も内陸の工場を持ってるが

はやり繊細な所が要求される時、急ぎな対応が求められてる時に、

やはり香港工場の存在が大きかったようです。


オーダーメイドの商品作成依頼がたくさんにもかかわらず、

その職人さんはわずか、

常に追いつかない状況になっています。

皆さんもよくご存知するあの『郵便ポスト』をはじめ、

調理道具、水タンクなどなど、

常連客たちの幅広く注文も応じます。


しかし、店主による、息子に引き継いでもらたくない、

つまり、現役の職人がいなくなったら、

このお店も終了ということです。

見れる日はいつまででしょうね?

ちなみに、店内の写真撮影は禁じられます、ご注意ください。


その②~謝全記紙號

一見どこでもありそうな葬儀用の紙製販売店ですが、

実はここの二階がお店の工場になっていて、

紙職人が夜時に工場内に様々な紙製品を練り出してる、

あの国際話題にもなった「ルイヴィトンバック」まで作り出せました。

恐ろしい技術です。


昼間はまだある程度インパクトな紙製品が飾られていますが、

深夜の時間帯こそ見所です。


とんでもない巨大な紙製品が次から次へ、

「自動車」、「飛行機」、「別荘」まで二階から外へ吊りだし、

トラックに積み込むようになる光景がここしか見れません。

異様な雰囲気が味わいたい人が見逃さないです。


ここでちょっとブレイク、この道のオアシスを紹介します。

碧波押』は芸術関係NPOから運営されてるギャラリーのような場所、

他所からの芸術家が地元への発信するための基地です。

ガラス越して様々な催しが気軽見れて、

特製なベンチまで設けまして、

とにかくなんでも見てくださいというスタンスが評判上々のようです。


訪れた日がちょうどわたしの大好きイラストレーター【飛天豬】による、

地元たちのために描いた人物画の展示会が行われています。

それは間違いなく皆も喜びます。

見たい人が今でも間に合えますよ。


その③~炳記銅器

70年歴史もあり、絶対的な老舗です。

開業当初は転々として、1970年代からやっと今の場所に落ち着きました。

店内のおじいさんたちがお店の初代の二名息子さんです。

と言っても、お二人もう70歳以上の大ベテランです。


お店が一番盛んだ時期は1970年代、

内陸から移り住んだ初代の陸炳さんが技術も持って来て、

まだステンレススチール大流行の前に、

香港だけではなく、海外からの注文も殺到し、

口コミは全世界まで広めています。


今でも数々地元の飲食店、

漢方屋さんが職人たちから作られたものを使っています。

ジョッキークラブの巨大な銅鑼もこのお店の代表作の一つです。

店内も様々な見たことあると何これと思われる製品も見れます。

はやり以前海外にも輸出したことがあったため、

取材当日、わざわざ海外から求めに来る外国人もいました。

その技術が本物だと証明されました。


店内で作業してる陸氏兄弟に邪魔しなければ、

基本的に店内の参観が歓迎されています。

展示された商品が見たい場合、

声を掛ければ、簡単に見せてくれます。


ひょうたんボット、鍋なども大人気商品、

ついにでコップも見せてもらって、

お値段まで聞いたところで、

三つもする桁に躊躇させられました。



世の中に銅製のものが消えた中、ステンレススチールが大流行の中、

あれだけものが頑丈で、

しかも手作りの製品がどんどん少なくなる今、

海外の銅原料の単価高騰の理由を加え、

陸氏兄弟がしばらく頑張る誘因になっていますが、

しかし、後継者もいない現状では、

消滅しに行くことも想定内です。

あのコップを買っとくべきですね。



【小心地滑】の看板もかなりこの道と上海街の出没率(販売用)が高いので、

番外編としては職人の技を見ながら、

看板探し及びゲットすることもおすすめです。

簡体字の表示も混ぜてるところがあるので、

気を付けて探してください。

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