いずれも穴場的な存在の緑地公園やキャンプホステルですが、
香港映画の名作の中でも見たことあるのに、
意外とここでロケが行われたこを知りません。
休日に街からの近場でのんびり過ごしたい方にもおすすめをしたいです。
まず、2015年の人気作『私たちが飛べる日(=哪一天我們會飛)』で、
(映画のシーンからの引用)
(映画のシーンからの引用)
この公園は「樂富配水庫休憩花園」です。
広々とした草地が一番売りだと思います。
そして、有名なライオンロックが独占できます。
ピックニックするには最適な場所として知られていますが、
それにしてもあまり広めてないようです。
平日に行ってみたら、どうな感じか検証しに行って参りました。
地下鉄楽富駅のB出口から徒歩20分ぐらい、
坂道の分流が見れます、そこが公園への道です。
坂道を沿って登ること10分ぐらい、イギリス植民地色の建物が見れます。
当時から作られた水道局の設備のようです。
シンプルで古き良きな香港という感じな作りですね。
水道局の建物と別れた後、もうちょっと歩くこと3分程度、
公園の入口に辿り着きます。
本当に人の気配はまったくないと思ったら、あれ!なんかおいてる!
よく見てみたら、近場で工事してるワーカーの制服とヘルメットです。
さらに遠く見ると、居ました。
昼休みを利用して、ここでお昼寝をしてるようです。
わたしはさっそくライオンロックとのご挨拶です。
当日の空がイマイチ青くなってくれませんでしたため、
理想な写真が撮れませんでした。
映画のような出来具合を求めたが、無理でした。
貯水池である公園だから、
当然水道局に関連する設備があっちこっちも見れます。
これはなんだろうね?
映画『私たちが飛べる日』の影響で、
凧を揚げに来る人が増えたせいかもしれませんが、
まさかここで凧揚げの禁止が掲示されています。
昔は空港にわりと近かったから、
飛行機の離着陸に支障を与える恐れがあるならわかりますが、
なぜ今はだめだろう?
疑問を持ちながら、とりあえず公園を一周回ってみました。
街中にいると思わないぐらい静かでした。
気持ちの疲れも多少解消される空間と言ってもいいでしょう。
あのワーカーたちがここで昼寝する理由も納得です。
さらに、柵越しで九龍の多く範囲の景色も堪能できます。
そうしたら、夜景も見れるではないかとふっと思いました。
今度は夕方から夜にかけて来てみたいです。
もしかして、また違う角度の夜景写真が撮れると期待しています。
次ご紹介する場所は香港迷にも知り尽くしてる「インファナル・アフェア」、
あのトニー、アンディの少年時代がともに通ってた警察学校です。
実は本物の警察学校ではなく、単なるキャンプホステルです。
(映画のシーンからの引用)
(映画のシーンからの引用)
1884年よりイギリス軍のための施設が続々と建てられまして、
本来、以前もご紹介した「香港海防博物館」の所在地とつながり、
同敷地の海防要塞として使用していました。
終戦後、要塞がイギリス軍のキャンパスになり、
1980年からキャンプホステルとして、「鯉魚門公園及度假村」~
(Lei Yue Mun Park and Holiday Village)に再建されました。
敷地内には100年に近い歴史の建物が14棟もあります、
ほとんどが歴史建築と認定されています。
地下鉄の筲箕湾駅からの徒歩でも20分程度で行けます。
バスでも近くのバス停から降りて徒歩10分程度で辿り着きます。
基本的にホステルは事前予約制で、突然な見学は不可です。
そのため、わたしも入口までしか行けていませんでした。
それでも映画中に出てきたあの建物の姿が見えました。
あとはなんとなくあの警察学校のような雰囲気も味わえました。
園内の見学はできなかったですが、
入口にいるスタッフたちがこのホステルに関する詳細な資料をくれました。
よく見てみたら、宿泊はもちろん、デイキャンプも受け付けます。
しかも、園内にカフェやレストラン、BBQ場も設けてあり、
その上、割安!
当日は結婚パーティーの場所として、貸し出したようです。
さらに、敷地内に乗馬スクールをはじめ、カラオケ部屋、
テニスコートまでなどなど老若男女でも楽しめる施設が常備しています。
街に一番近いキャンプホステルも原因かもしれませんが、
開業以来、ずっと家族連れのお客さんに一番人気だそうです。
ホステルに関する詳細な資料を読めば、読むほど、
一回ぐらい宿泊してみたくなります。
そうすると、園内のあらゆる場所、建築も間近に見れるし、
ここしか見れないビクトリアハーバー景色も独り占めできます。
それでも、皆さんでも来てみたいなら、一緒に行きましょうか?
ここでBBQをするもよさそうだね。
いかがでしょうか?
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