2016/08/09

点心のない飲茶楼~景福茶樓

香港海防博物館を後にすると、

鯉魚門行きフェリーに乗るまでに残された時間はわずか。

この隙間を狙って、

ずっと前から気になっているお店の訪問を敢行すると決めました。

店頭の雰囲気を見るだけで、時代を感じるのではないでしょうか?

本来の店名は「泰福茶樓」で、

1985年、地下鉄工事により建物が取り壊しとなり、

やむをえず閉店となりました。

1987年、地下鉄開通とともに、同じ場所で新しい建物を建設、

泰福茶樓」から「景福茶樓」に改名して、営業を再開しました。

改築前後を合わせて合計80年以上もの歴史がある老舗です。


お店が開業した頃、

「点心」、「ワンタン麺」、「燒味」、「小菜(一品料理)」を合わせて、

四大名物と呼ばれていました。

しかし、年月を経て、ほとんどの名物がメニューから外れ、

今は「小菜」だけで健闘し続けています、

一時評判を落としていましたが、お店の三代目鬼嫁によって、

小菜」をさらに進化させ

評判を取り戻した上、

地元をはじめ、多くの人も虜にしました。

取材当日、一見の私に対しても、

にこやかに接してもらいました。

急いでるから、何かすぐ出せるものはないかと聞いてみたところ、

シェフに確認した上で、

【梅菜肉崧煎茄子】(なすとひき肉に梅菜の蒸し)なら、との提案がありました。



まず、例湯(本日のスープ)が出されました。

味は一般の茶餐廳やレストランと違って、

MSGが入っていません。

MSG=グルタミン酸ナトリウムは日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、

外食の料理には欠かせないものと言ってもいいでしょう。

これを使わず家庭料理の味に仕上げるためには、

時間をかけて仕込むしかありません。



店員さんがそれぞれのお客様に対して、

「何のお茶をお飲みますか?」と聞いてきます、

飲茶と同様に、急須、茶碗と洗杯用のボールを持ってもらって、

ひととおりの「儀式」を行い、スープを飲みながら、料理待ちをします。


周囲のお客様ですが、地元の老夫婦か中年のお一人様が多い様子。

5分も待たないうちに、【梅菜肉崧煎茄子】が来ました。

たっぷりの白ごはんですね。 


肝心な味はスープと同じく、

優しく素朴な味、ちゃんと気持ちを込めて作られたことを感じることができました。

その上、ご飯が進む家庭料理らしい一品です。

ランチでこのような料理にであえる場所はあまり多くないと思います。

これで39HKDとは、とてもお得です。




あっという間に完食。

お茶を飲みながら、メニューをチェックします。

どのように「中山風」を取り入れてるか確認しようとしましたが、

やっぱり食べてみないと、わからないことも多いですね。

次はメニューチェックを兼ねて大勢で来てみたいですね、




お一人様も次から次へとお店に入ってきて、

恒例の「洗杯」を行いながら、ランチを考えたり、注文したりします。

本当は「点心」もやってもらえれば、

この誰も焦らせることなく、

ゆったりした空間で飲茶できるとあって最高だと思います。

今回はフェリーの時刻が迫っているので、

ゆっくりできませんが、

次回、夕食の時間帯を狙いたいですね。



余談ですが、

皆さんご存じの香港俳優~エリック・ツァンは幼少時代を、

この建物で過ごしたという有名な逸話があります。


住所:西灣河筲箕灣道122號地下
営業:月~日( 10:30-22:30)


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