2016/07/12

トラム研究家の世界へようこそ~その二

今日は香港トラムの歴史を迫りたいですね、

当然ならがら、皆さんもご存知通り、

1901年、政府から企業団体に対して、

香港島に路面電車の運営を促し始めた。

1902年、この事業を狙ってるイギリス人により、

Hongkong Tramway Electric Company Limited】、

香港電線車公司設立した、最初のトラム運営もスタートした。

同年、別の集団も【Electric Traction Company of Hongkong Limited】

香港電車局設立したが、

当初はイギリスで別の電車事業にも携わるだけで、

1906年、【香港電線車公司】を清算することによって、

香港電車局】に株譲渡することになった。

1910年、香港電車局】からHongkong Tramway Company Limited 

香港電車有限公司】に改名しました。

1922年、本拠点がロンドンから香港に移り、

英語社名が【Hongkong Tramways Limited】に変更し、

広東語の社名は香港電車有限公司】です。

その社名は現在まで至って使い続けています。


実はこの一連の歴史がwikipediaさえそこまで細かく記載されていません、

それはジョセフさんが自らあるゆる手段で調べ直したり、証明できた部分、

ジョセフさんがどうしても是正したいから、

香港魂のブログを通して、

多くの人にこの部分の歴史までに理解して頂きたいと願ってるようです。

その欠けてる歴史を発見したきっかけは一枚古い切符でした、

トラムの旧切符の収集も大好きなジョセフさんですが、

下の一枚切符に社名が【Hongkong Tramway Company Limited】、

まさに、この一枚切符できっかけに、

ジョセフさんの検証する気持ちが燃え上がり

最終的に真実な歴史までに辿り着いた。

「一枚の切符がトラムの代わりに、歴史を証明した!」

あの日、ジョセフさんから一番印象の残る言葉です。


今度は110年以上開通したトラムの車体に関する是正のお願い!

一般のトラムマニアの中で、

現在最新の車体が7世代と称する人は少なくない、

これは大間違いとジョセフさんからの指摘があった。

トラム公式サイドも同じ目線で、

7世代の車体というのがトラムマニア中の認識かもしれませんが、

トラム会社内にこの区分け方はありません。


あえて言うなら、「発展段階」の分け方のみ、

このようになるみたい。

1)1904~1925 (一階建てから二階建てに発展時期
2)19251955 (戦前式の二階建てから引退時期
3)1949~1986 (戦後式の二階建てから引退時期
4)1987~1992 (車体の改良と建て替え時期
5)2000~現在  アルミ車体に切り替える時期

旧車、廃車のパーツを再利用し、

新しい車体を作り出すことがよくある、

それは香港トラムの特徴でもあること,

結局、路面で走ってるトラムの車体がバラバラ所から来たので、

世代で分けるのがナンセンスだとジョセフから反論した。




取材当日、ジョセフさんたくさん手作り資料を持ってきて、

世の中、トラムに対する誤認識はたくさんあると指摘し、

話せば、話すほど、どんどん熱くなり、

香港魂より熱い人はなかなかいないのに、

今後、トラムコーナーを少しずつ解明して行きたいです。

トラム好きな皆さん、ぜひ、チェックしてください。



乗車口の柵ですが、

知る人ぞ知る、現役トラムの中に、

回転バーと小さいな羽根板の自動装置タイプの二種類に分けられるが

下記写真のアルミ板の押すタイプもあるなんで知らない人は多いみたい。

ミレニアム型(千禧電車)の169番、170番を含め、

合計5台のトラムしか付けてないです。 

結構貴重な柵とも言えますね。

なんでこれだけ?とジョセフさんに聞いてみたら、

新しく取り付けたミレニアム型電車を除く、

古いトラムの改善を図り、

トラム会社による、

スカートがめぐられることを避けたいために、

回転バーからこの押すタイプに取り換えを試みたが

なんだか理由で途中やめたではないか?

この計画性なさもトラム会社らしいと笑いながら教えて頂いた。




トラムの車体以外、とにかくトラムに関連する話なら、

途絶えることないジョセフさん、

またまた驚き事情を教えて頂きましたので、

ぜひ、また来週皆さんに共用しましょう。


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