2015/10/07

間違いだらけの地名

今だと当たり前で呼んでるが、

実は香港の地名、道名でも、

最初から間違って翻訳されたままで使い続けることが実は存在してる!

いくつ面白いのをご紹介します。

一番高級っぽい地名~「鑽石山」ですが、

ずっと昔からこの地区でダイアモンドが採集できたことはなかったのに、

なぜ「鑽石山~Diamond Hill」にしたか、

諸説がいくつあります。

かつて確かに採石場だったこのエリア、

採石のボーリング動作の広東語はちょうど「鑽石」という、

本来動詞だったが、

翻訳者が名詞の「ダイアモンド」に勘違いして、

そのまま「Diamond Hill」に翻訳された説が一番有力です


次はメジャーの大通りではない「斧山道」に関する話、

植民地になったばっかり頃、

地図を制定する時に、

イギリスの士官がここにある山の形が槌に似てることにより、

「Hammer Hill」を命名した。

翻訳する時に、「鎚山」にすべきだったところで、

鎚」の発声があまり気に入らなくて、

勝手に鎚」から斧」にしまた。

本来なら、「斧」の英語は「Axe」はずですが、

でも、誰も気にせずにそのまま使い続けた。


最後は誰も知ってる「皇后大道」。

東、中、西の3本に分けられてる長い通りですが、

1842年に建築された時、

当時のイギリスのヴィクトリア女王を記念するために、

「Queen's Road」を命名した。

正式に翻訳すれば、「女皇大道」になるはずだが、

なぜか皇后大道」に翻訳してしまった。

女性の君主が皇帝の正妃になるのがとんでもないのに、

それも気にする人が誰もいなかった。

一般市民が使い慣れた頃、

なんと50年後の1890年頃、

政府側が正式にこの翻訳ミスを公開説明した。

但し、皆が既に定着で使われてる道の名前になったので、

道の名前の訂正せずに現在まで使え続けられてきた。


当時の植民地政府がこのような間違えを容認するのも日常茶飯事みたいね。

きっとローカルに対する政策の一部だと思っています。

懷柔政策の一つかもしれません。



2 件のコメント :

  1. 香港のホテルやビルも、漢字の名前と英語の名前を持っているでしょ?
    地図を見るときに、混乱します。

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    1. 全然違うのもありますね、混乱するのがとてもわかりますね。

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