2015/09/30

上環にある専門店通り

一番最初に知られる香港の専門店通りはここでしょう?

上環の皇后街と正街の間の德輔道西にある「海味街」、

世界中からのフカヒをはじめ、

アワビ、ナマコなどなどを販売してる店が数十軒集まり、

あらゆる海産物の乾物を扱うお店だらけの通り。

今、写真のように道端でいろいろ干してるのが当たり前ですが、

実は19世紀末、乾物屋はまだ3,4階しかない建物で、

海産物を乾燥するのが建物の屋上で行った模様。

時代の進みと伴い、

建物がどんどん高く建てられて、

そう簡単にものを屋上におくわけにはいかなくなった、

そして、乾燥場所もいつのまにか屋上から街端になりました。

「海味街」以外、もちろん「山珍」もあります。

高麗人参や燕の巣を中心に販売してる、

文咸西街、永楽街とも通称「参茸燕窩街」と呼ばれる


その近くにある高陞街も「漢方薬剤街」と称されます。

香港の下町風景なら、

この辺りでたっぷり堪能できます。


最近、

この辺にある店の家賃が5万香港ドルまでに上昇したという記事が見たので、

慌てて見に来た、

確かに雰囲気が変わり始めてる気がしますが、

ビルの取り壊しもそれほどひどくない、

まだまだ大丈夫そうです。でも、油断は許されてない。

0 件のコメント :

コメントを投稿