2017/09/26

築地のような存在~香港仔魚市場㊦

香港の築地になれると言われる香港仔魚市場の見学ですが、
海沿いに【運船】がたくさんみれたものの、
漁船らしきものがあまり見れなかった。
やはり深夜3時頃が見所だろうと勝手に推測します。
それでもこんな間近で漁業の動きが見れるのがうれしいです。



海沿いをあとにしたら、
再び魚市場の構内に多く構えられてる卸屋の元に、
ここに新鮮な水産物をいれる巨大な水槽が数えきれないほどあり、
まるで巨人国にある市場のようです。
とにかくスケールが桁違います。


我々見学者と従業員以外、
買い物しに来るものもよく見かけます。
飲食店やレストランの仕入担当の方たちのようです。
びしょびしょに濡れてる地面でも平然に歩き回っています。
装備の違うのが明らかに、さすがです。
そして、強面の従業員が多く見られてるが、
案外優しく、道まで譲ってしてもらったこともあります。



魚市場内の従業員がほとんど男性ですが、
でもあっちこっちで紅一点も見かけます。
しかも、デスクについたり、
狭い休憩ボックスに着席するに限られています。


観察した結果はこのような方々は会計の担当と断言できます。
決して快適な環境で仕事をしてるわけではないですね。
デスクの後ろに常にトラックが泊められてる、
水産物がその隣の通路で運ばれてるようです。


魚市場は新鮮な水産物、養殖のもの以外、
海外から輸入されたものも取り預かってるそうです。
ロブスター、カニなども海外から運ばれて、
現場では残されてる箱が山積になっています。
そして、各卸屋にも各自な冷蔵庫が設けられています。
見学者まで見せてもらったり、
触らせてもらったこともできます。




次に案内してもらったところに異様の光景にびっくりされた。
大量の魚に囲まれて、
座り込んで黙々と作業されてる人達が怪しい集団に見えますが、
実は死んだ魚にまだ有用な部分を切り取っています。
特別な処理をしたり、
加工製品にすることと教えてもらった。



少し残酷な場面に見えるが、
日常生活の中に味わった加工製品の中、
この人たちの苦労があったことも知らなかったでしょう。
単純な仕事と思われるが、
作業の繰り返しが嫌な人にはこの仕事は地獄でしょう。
その上、魚臭い現場にいること、
結構大変なはず、
本当に感謝しなければいけませんですね。


いよいよ見学もフィナーレに向い、
魚市場の作業員たちと業者も営業時間終了前のラストスパートに入ります。
恐らくこの光景が日本の築地と近いだろう。
動き、作業服も大きく変わることありません。
もしかして世界中の魚市場も同じでは?



営業終了になった卸屋も見れますが、
店頭に作業服以外、
人の気配すら感じませんでした。
まだよい仕入をしたいなら、
残されてる営業中の卸屋に行くしかありませんので、
人込みがその辺に集中されてるみたいです。


今回ツアーのご案内役の陳さんも現場で魚やエビなどを選ぶ時に、
野生か養殖の区別について、
教えてもらった。
ヒントは「色」だそうです。
また、鮮度が保たれてる魚の選び方ですが、
「目」を見てくださいと言われた。
眼球が浮き出るほどが新鮮だそうです。
皆さん今後に海鮮料理を食べる時、
生きてない魚の目を見れば、
大体わかってくると思います。



水産物選びのコツを一通りに教えてもらったとともに、
ツアーも終了、
最後に、
ここを「香港の築地」にしようと政府に提言したと陳さんから明かした。
「形だけあって、高級レストラン街になりかねない」と恐れる意見で、
反対されてる声の中で、
今でも実現できそうもないです。
そこがバランスよく取って、一般市民にとって、
観光客にとっても価値あるスポットにしてほしいです。


陳さんにお別れを告げた後に、
そのまま一人で魚市場から出て行きますが、
それにしても敷地が広くて、
少し迷いました。
ウロウロしてる間にもトキドキしました。
変な人と思われないかなと。
幸い怒られることもありませんでした。



魚市場の出口付近にこの食堂を見かけた、
恐らく従業員と業者ための食堂だろう、
水産物なら、間違いない最も新鮮のものが使われてる、
入ってみたかったが、
別件で急がないといけないこともあって、
今回は断念です。
次回の課題にします。


最後の最後に、
魚市場の出口にお土産屋さんが発見しました。
存在を知ってるが、
どんなものを販売してるか興味があって、
絶対一度に行ってみたかったです。
スタッフに写真禁止と言われたので、
様子を見せることができません。
お土産ですが、
香港の漁業に関する模型、Tシャツなどのグッズが多少みつかった。
「海人」という感じではないです。
わりと真面目なお土産です。
それ以外に香港を代表的なお土産も販売されています。
豊富とは言えないが、
香港仔に来たら、
ついでにという感じで立ち寄ってもいいと思っています。


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