2017/04/24

懐かしき団地シリーズ~葵盛西邨

団地マニアにとって、すっかり名物になってる『興華二邨』ですが、

香港ウンチク話さんからのブログ記事にもその全貌が堪能できます。

今度ご紹介する団地がまさしく『興華邨』の兄弟であり、

香港内にはこのような奇妙な建築群が見れるのが二箇所のみ、

柴湾以外は葵涌地区にある【葵盛西邨】です。


【葵盛西邨】は『興華二邨』とほぼ同時期の1977年に完成された、

巨大建築群に【葵盛西邨】のほか、【葵盛東邨】も存在します。

興華二邨』のすぐ隣に興華一邨』があるという構成までまるまるかぶり、

山の斜面に沿って建築されるまでそっこりです。

大きく異なる点と言えば、

お互い団地の一番見所~外壁に付いてる共用通路でしょうか。


10棟から成り立つ【葵盛西邨】を歩き回るには時間かかるため、

今回は最も特別な6番、9番の棟を絞って探索して来ます。

【葵盛西邨】まで辿り着くにはバスかミニバスという手段しかありません、

終点下車にしたら、ちょうど6番と9番の棟の間であり、

団地内の表示で従えば、すぐみつかるはず。


終点のバスターミナルの位置は山腹であるため、

登ることなく、そのまま9番の棟に目指したら、

すぐあの外壁に張り付けてる通路らしきものを発見しました。

写真の奥に通路に直結するエレベーター塔が見れます。

山麓から帰って来る住民たちがそこのエレベーターを利用して、

外壁の連絡通路を経由すれば、さらに高い位置ある棟に移動できます。

どのぐらい高いかエレベーター塔へ行く途中の道から下に見下ろしてみる、

山の岩に密着しながら建てられてる建物、

しかも多く人住まれてる公共団地です、すごくありませんか?

香港の狭い土地が如何に有効利用かのよい例が示されています。


外壁の連絡通路に沿って進みながら、

付近の風景が眺めることができます。

あのプール群は公共施設ですが、

【葵盛西邨】に所属されることではないです。


山麓へのエレベーターの前に着きまして、

いきなり扉が開いてくれて、前後のも前回することが予想外です。

ボタンは※5(5F)、18階の2つだけ、

※5はなんで※付くだろう、今でも謎です。

※5を一度押したらが、やはり山麓に行くのをやめた、引き返した。



住民ではなくても、ここまでの出入りが制限されることありません。

お昼では行き来する人が途切れることもなく、

他所からの人から混じっても違和感ありません。


再び、バスターミナルに戻って、

さらに高い位置の9番の棟を目指して行きます。

途中にこんなユニークなデザインも見れます。


9番と6番の棟の間はこの8番が挟まれています。

振り返って見ると、典型的な団地風景が目に入ります。

最大限の美しさが引き出されていますね。


6番の棟の空中通路に行くために、

登るエレベーターを使用しなければなりません。

先ほどご紹介したエレベーターで、18のボタンを押しました。

一瞬で18階に着きまして、すぐここから眺める景色を確認しました。

写真の右奥には9番の棟が見れる、葵芳の近辺が一目瞭然です。


そもそもこの空中通路は9番の棟の住民だけのためではなく、

山頂に近いそれぞれの棟の住民のためにもなります。

それ以外の棟への道が通路によって、繋がれています。

ここからも1、3、4、5番号の棟が目の前です。


本棟の18階からでも、

香港名物の干し竿とその洗濯物が間近に見れます。


通路に一箇所だけ気になってる、

柵が18階の通路に直結する部分のところに付けられています。

話による、本来は一般的な団地部屋をする予定でしたが、

さすがに干し竿が刺せないし、大きな窓を作るわけにはいかないだろう。


住民しか入れないところも柵が付けられ、

入口にパスワードを入力しなかったり、間違ったりすると、

ロックが開けてくれません。

パスワードがわからないわたしからは柵通しの一枚しかできませんでした。


とてもとても長い廊下ですが、

人の気配が全くない時に、意外と妙な恐怖感が漂っています。

空中通路が一通り歩き回ったら、団地内の一番人集まるモールに戻ります。

これだけの古い団地であって、商店もレトロ感が染まられています。

タイムスリップされるワンシーンの発見が決して難しくありません。



歴史ある団地と言えば、

この二階建てバスでも抜けれるトンネルの作りの存在です、

バスマニアから【凱旋門】と命名しました。

香港内にわずか数箇所が取り残されてるだそうです。

【葵盛西邨】の【凱旋門】はそのうちの一箇所で、貴重な作りとも言えます。



こうした変わった作りの団地が興味深いですね。

昔なら、低収入の家庭しか住まないというイメージが強かったが、

以前住んでた家庭が高度経済成長期のおかげで、

団地生活から脱出できたが、

時を超え、新たな入居されてる住民たちが果たして脱出する日があるだろう。


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