日本にもおなじみの料理~【酢豚】ですが、
香港の場合は【京都排骨】と称しています。
当然日本の京都とは関係なく、
中国の京の都ということで、北京を意味するようです。
でも、この料理は北京発祥ではありません、
実はその由来は【京都炸醬麵】でした。
「京都」はこの甘辛ソースの代名詞になり、
次第に広東省や香港の料理人までに伝わって、
ソースだけ転用と変化を加え、いるの間にか【京都排骨】として変身して、
普通のレストラン、茶餐廳にも普通に出されるようになりました。
さらに、香港の料理人がこのソースを幅広く使うようになり、
【京都排骨】のほか、【京都〇〇】、【京都✖✖】も生み出されました。
依然この「京都」で名付けることで
お客さんがメニューを見るだけでも、
この甘い味のものを連想させることができます。
今度、もしメニューでも「京都」の文字を見かけたら、
味付けはこの甘さをおもいだせてください。
あれ!ちょっと待ってください。
日本の酢豚と言えば、下記の写真のような感じと思ってる人が多いでしょう。
香港の場合、【咕嚕肉】か【生炒骨】と呼ぶことがほとんどです。
料理人による、【京都排骨】に合わせて、全てのルーツが同じです。背中肉
代々引き継ぐの源が微妙な変化によって、
現代の主な3主流になったようです。
決定的な違うのが使用される部位、【咕嚕肉】は背中肉、
【京都排骨】は骨付きバラ肉、【生炒骨】はバラ肉です。
『中国食文化事典』などによると、
「八珍」とは中国古来から称されてきた珍貴な8種類食べ物です。
今どきは背肝、イカ、エビ、野菜までも「八珍」の代表になっているが、
今、主な意味は【盛り合わせ】で、
とにかく、
いろな材料で盛り合わせてつくられた料理でも【八珍〇〇】になっています。
今度メニューを見る時に、全部文字を読み取れてなくても、
ある程度どんな味付けかわかるようになると思います。
注文すること怖くないです。
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