なぜか日本人にすごく人気の「小心地滑」の掲示版ですが、
香港のあっちこっちも見かけるよね、
時には氾濫しすぎと思われるだろう、
果たして、
いつからこんなにたくさん置くようになったかという質問に対して、
少し調べてみました。
きっかけは1970年代の一つ訴訟結果らしいです。
とある老婦人が公衆トイレに不注意で転んだ後、
政府に提訴することを決意した。
「公衆トレイの使用者に対して、
注意掲示はまったくありません!」という事実で、
勝訴を勝ち取ることができた!
この判決によって、
政府側が10万HKDの賠償金の支払を命じられた。
当時にしたら、この金額はかなり大きかった、
香港内でもしばらく騒ぐほど有名な訴訟でした。
そして、この判決が下された後すぐ、
公衆トレイをはじめ、モールだったり、レストランだったり、
行き来が激しい場所であれば、特に床が濡れてもない所でも、
「小心地滑」掲示板が置くようになってきた。
さらに、レストランの場合、スープ、飲み物をこぼし、
床まで濡らした時、従業員が幸先にすることは清掃、拭くことではなく、
「小心地滑」掲示板が置くことをサービスマニュアルに記入することも。
訴訟が起こされる恐れがあるため、
「小心地滑」掲示板が大活躍になってる、今でも。
でも、よく考えてみたら、
モールの冷房が効き過ぎて、あなたがそれで風邪をひいてしまう場、
モールに「なんで冷房のことを注意してくれる掲示はないですか?」と、
訴えてみたら、勝訴になるかもしれません。
そしたら、’
「小心冷氣」という掲示が誕生される可能性もないと言い切れないね。
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