ご縁があって、景賢里という香港法定古跡の見学入場券を頂いて、
先週に行って参りました。
朝の9時の入場ですが、
セントラルから15番バスを乗っていくのが一番便利で、
乗ったら、満席のぎゅうぎゅう詰め状態でした、
この早い時間帯では珍しいことです。
車内の老若男女問わず、
見学者らしい人ばっかりだ。
あっという間に着きました、早速入口の方に進んでみる、
既に入場される見学者がいるので、
香港魂も素早く入ることに。
まず見れるのがこの大きいなプール、
住んでた人たちがどんな生活ぶりしてるか想像し始める、
残念なことはプールまで降りれないので、
この角度だけのぞいでみた。
前院に着く。
前院では、この主楼を一望できる場所がある、
今でもこの1937年に建てられた西洋と東洋の建築特徴の集大成と言える豪邸に圧倒される。
写真を撮った後は、まず主楼に入ってみる、
門の上の灰塑(漆喰彫刻?)が見事で、
床は細かいタイルが敷き詰められ、
天井の繊細な装飾も美しかった。
しかし、以前見学した人の写真と比べたら、
家具、カーペット、ライトは一切なくあったようで、
ちょっと残念ですね。
注目してほしいのが、
この建物の窓、
様々な形状で、
一部は鮮やかなステンドグラスで彩られてる、ステキ!!!
ベランダからの眺める景色はこんな感じ、
80年前だったら、もっと遠く見れただろうね!
二階から豪邸の内院が見れます。
ピング色なバスルーム、
恐らく住んでる婦人専用のバスルームだろう。
広いキッチンで、
チラッと説明を聞くと、
料理は屋外を通さないように、
(料理が冷めないように)
常に料理運ぶ用のルートがあったようです。
またまた窓のデザインに惹かれてるうちに、
一階まで誘導された。
誘導員は前に待ってる、
ちょっと殺風景だなぁ。
ここは副楼の出口から出たこと、
目の前に不思議な作りがある、
なんとこれはペットエリアという、
どんなペットを飼ってただろうと気になるね。
犬かどうかはっきり見れないが、
確かに1947年12月おなくなりだそうです。
この犬は幸せでしただろうね。
ペットエリアから抜けると広い後院がみれます。
広いだけではなく、
たくさん実る果物の木も育てられて、
当日でも、落ちたり、実り掛けたり果物があって、
近づけると、とてもさわやかな匂いを漂ってる、
さらに後院に亭があって、
夏になると、ここで家族の集まりとかするだろうかね。
亭の隣に、井戸が発見!
目の前に不思議な作りがある、
標示もなく、資料も記載されてなく、
当時から残されてるものだろうか、
まさに自給自足でも可能の豪邸だと想像してしまうよ。
再び前院に戻ると、
もう一つ小さい付属建物があるので、
入ってみたら、
変わった形の窓がずらり。
説明を聞いてなかったので、
わかりません。
これぐらい軽く回っても1時間半かかった。
余裕があれば、もっとじっくりみたかったところです。
一通りを見てから、
この貴重の豪邸に後にした。
見学途中の表示と説明はほとんどこの建物の修復と維持に関する記事
確かに大変素晴らしい豪邸の修復と維持は重要ですが、
わたしから見ると、
この建物自体の歴史的の意味をもっとアピールしていくべきだと思う。
元々岑日初さんの邸宅であることはどんな意味をするか、
彼はどんな人物か、
建物の位置、建築様式などから繰り広げられる物語が山ほどあるはず。
また、2007年の時に、老朽化のため、
当時の所持者がこっそり取壊しはじめることが一般市民から発見され、
保留するための反対活動を起こし、
ようやく2008年に政府の認定が認められた。
1955年の「一攫千金を夢みる男」で香港が世界舞台に出始め、
まさにこの建物、ここからの景色は世界初披露!
その後、香港という小さい港が世の中に広く知らされてるきっがけにもある、
なぜか一文字も触れてないね。
それも一つ生々しい例として、
香港の過去歴史はあまり尊重されてない感じを受けてます。
歴史を忘れる国に将来はないと思いませんか?