地味な有名店～平記麵家

口コミによる、香港のワンタン麺の５強と言えば、

下記の５軒を指してるようです。

1)麥奀雲吞麵世家
2)麥文記麵家
3)劉森記麵家
4)興記麵食家
5)平記麵家

１)、２)に関して、有名になりすぎて、

結構並ばないと行けないし、値段も高くなってるので、

最近ほとんど敬遠しています。

３）、４）はぼちぼち行ってるが、

５）はなかなか行くチャンスはなかった！

この間、希望叶って、行って参りました。

日本人の間にはまだ有名店になっていないが、

それは場所が遠いも原因の一つかもしれません。

でも、香港大物スターのチャウ・シンチーまでに虜にするほど実力店です。

本人は市場まで座りながら食べるではなく、

アシスタントに依頼して、買って帰ることが多いというです。

タイトル通り、とにかく地味です。

メニューはそれほど多くない、

市場の一角にお店が構えられ、

地元の常連客をはじめ、わざわざ食べに行く根強いリピーターまで、

黙々とワンタン麺を食べる姿ばっかりです。

このシンプルのワンタン麺ですが、

広東流でワンタンが小さい目で、

正真正銘の「細蓉」（サイヨウ）です。

伝統的な店なら、麺を持って来られる時の様子はこれだ、

麺をスプーンに乗せてることを注目してください。

麺をスープで柔らかくなりすぎないように避ける方法だそうです。 

そして、ここのワンタンの包み方ですが、

出来上がりは金魚のように見えませんか？

可愛らしいですね。

当然中身の蝦はプリプリ、しっかり食べ応えもあるよ、

噛むと跳ね返るほどコシの強い麺で、

スープには「アルカリ 」匂いまったく、

飲み干せる程度あっさりでした。  

２４HKドルでこの一杯は間違いないお得でしょう？

完食の後に、お椀にもこの「平」の字に惹かれたなぁ、

地味に目立つね。

この白髪のおじいさんはこのお店の二代目、

今年になり、70年目に突入、

転々として、やっとここに落ち着いたみたい、

二代目のご主人ですが、

たまに腰が痛いが、それでも麺作りにやめられない、

息子はたまに手伝いに来てるみたいが、

もし引き継ぎたくないなら、

閉店になることも、

本当はお店を続けてほしいですね。 

住所：大埔鄉事會街8號大埔墟街市及熟食中心2樓
営業時間：月、水～金（06:30-15:00）土、日（ 06:30-15:30）
定休日：火

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