2015/09/08

北角碼頭

1950年代、

北角はギネスブックに記載されたことがあることをご存知ですか?

当時世界で最も人口密度の高いエリアと認定された。

高度経済成長と伴い、

多方面の交通移動の手段が必要になってきます。

あの年代にアジアで最も壮大な建築と称された「北角邨」、

1957年に北角碼頭と同時に完成された。

  

現在、北角邨」が既に取り壊されたが、

北角碼頭だけ寂しく取り残されています。

九龍城、紅磡、觀塘に通う地元の足だった航路ですが、

紅磡海底トンネルと地下鉄の開通によって、

フェリーの乗客が徐々に減って来て、

30分一本程度しか運航しないようなスケジュールになっています。

ゆっくりできる時間を持ってるお客さんにしか乗らないそうです。


フェリーターミナルの役割が最期に向かってると思われるが、

実際まだ違う舞台になっています。

半分の場所は魚屋さんの構えになり、

それも沈滞ムードが漂ってるターミナルの唯一活気ある場所。

見てる限り、

確かに若々しい人があまりいなくて、

緩慢な日々を送ってる年寄が多かったね。



運命は湾仔碼頭、天星碼頭のようになるかわからないが、

まだ目に付けられてないうちに、

しばらく、地元の息抜き場所になってるでしょうね?

ところで、

北角碼頭の一番右側の建物の中で、

とても貴重のフェリー模型が展示されることを発見した。

1924年から1999年までに、 

存在してた「油麻地小輪」(Yaumati Ferry)の博物館から、

各タイプの船モデルが展示されています。

今まで見たことないので、

香港魂にとって、レアものうばっかりです。





昔の記憶を甦りながら、

ここしか見れない夕日を眺めてた。

意外と見所満載の地味ターミナルでした、

日々忙しい皆さん、

ぜひ、ここでスローな時間を過ごしてみませんか?



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