以前話した土地の話の続きです。
香港の土地ですが、
植民地になってから、
政府から賃借される形となっており、
リース期間はいくつのパタンがあります。
1842年~1848年の間で借出す香港島サイド土地ですが、
ほとんど75年でした。
1848年~1898年の間で借出す香港島サイド土地はほとんど999年、
北角、湾仔、セントラル、上環、ピークこの辺り土地ばっかりです。
九龍サイドは尖沙咀スターフェリーピア前の星光行、
その他は一部尖沙咀の土地のみです。
なぜかそんなに簡易で999年のリース期限を決めるのが、
殖民地政府が香港は既に永久割譲された土地だと思ってるからです。
それ以外の香港と九龍の土地は75年と、
さらに75年延長可能で合計の150年リース期限です。
新界の土地のリース期限は99年です。
なぜなら、イギリスは拓展香港界址専条により、
1898年7月1日から九龍界限街以北と、
新界の土地を中国から '"99年リース " という形で借りたからです。
そして、1997年7月1日以後で借出す土地ですが、
全て50年期限しかありません。
Government Rent: 土地賃貸料というものが、
中国返還にあたり浮上してきました。
そのため、1997年7月1日以降、
政府が不動産の持ち主にこレントを追徴することになりました。
算出法は香港政府が査定した該当物件 の年間賃貸料の 3% で、
年間 4 回に分けて別途のレーツ ( 年間賃貸料の 5%) と
一緒に請求されることになります。
今だと、リース期限999年、150年の契約がまだ終了してないので、
追徴はまだされていません。
一番有名な例は”太古城”です。
土地のリース期限によるの3%Government Rentですが、
わたし的は結構大きいだと思いますね。
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