『華富邨』のレトロ茶餐廳と言えば、
【銀都冰室】と浮かび上がる人がほとんどですが、
そして、食レポや写真が記載してるブログもすぐ見つかります。
そのため、今回はこの団地のもう一つ老舗に取材すると決めました。
【銀都冰室】よりこちらの方が圧倒的にノスタルジーが感じ取られる店頭。
毎日出来たてのパンも次から次へとキッチンから届けて来て、
地元の生活に欠かせない一軒と言われるほど愛されています。
開業40年以上、
ずっと変わらないと聞いたので、
果たしてどこまで変わらないか確かめに早速に入ってみます。
ちょうどランチもあって、
店内はわりと混んでいますが、
いつものように一人だから、なんとか座れました。
当然、すかさず店内観察しめた。
内装はまさに話の通り、
使い古した棚と壁、
長い年月が経過したによるシャビーな空間、
決してキレイなところではありませんが、
団地内の触れ合いがまだ感じれることを望むなら、
ここはグッドチョイスと思います。
開業当初、価格が0.2HKのホットミルクティーですが、
今も既に16HKドルになった。
このインフレから香港がどれだけ成長したかわかりますね。
香港人の大好きな出前一丁もいつの間にか茶餐廳の定番になり、
店内に常駐するようになりました。
この数十年の変化がしめじめと感じます。
ランチセットも香港人に好まれてるメニューばっかりですが、
悩みに悩んだ末、
実力とすぐわかる「干炒牛河」(牛肉入りフォー炒め)にしました。
ここはミルクティーが有名で、
頼まないわけにはいかないので、
あえて30度超えの残暑日にアイスミルクティーにした。
冰が結構入れてるわりに、インパクトある濃厚さ、
ホットなら、絶対おいしいに違いないです。
「干炒牛河」ですが、
フォーの喉越しがよくて、
もやし、牛肉、ネギとの絡み合いはまさに絶妙、
と言っても定番のうまさがちゃんと仕上げています。
過剰な量もなく、
食べ切れないと心配する日本人でも問題なく完食できるはず。
食事途中に外国人もちょこちょこに入って来るのを見かけた、
どうも一見さんではないようです。
どこからだろうと考え始めたが、
近隣の高級住宅地か国際学校からしか考えられませんが、
地元に聞くしか真相がわかりません。
『華富邨』の再建計画が決まったことで、
この老舗の終焉もわかって、
今回の入店がもしかして最後と思うと、
なぜか寂しくなります。
人情味が溢れるお店がなくなることによって、
香港の地で人情味を感じる場所も失っていく、
生まれ変わった香港が既に迫って来ています。
住所:香港仔華富邨商場1期地下
営業時間:不明
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