この老舗を知らない北角の地元はいないほど超有名店、
60年以上の歴史があるわりに、
看板が新しく見える理由があります。
創業当初からのお店が入ってる建物ですが、
数年前全棟の建物を取り壊すため、
やむをえずにすぐ隣の建物に、
すなわち今の所に引っ越してきた。
店舗がある前に屋台が出ているので、
普通に道中にぶらぶらしてもなかなか気づかないです。
歩道に戻ったら、豆腐屋さんならの店内風景が見れるはず。
テーブル3つとちょっとしたカウンターがあって、
平日の昼3時すぎてもこの賑やかぶり、
さすがに愛されてる証拠です。
店舗が新しくなってもずっと変わってないものあるようだ、
創業当時から取り付けられてるたポスターとメニューも健在です。
ポスターは開業祝いで描いてもらったもの、
創業者の似顔絵と言われる説もあるが、
当時の有名なテレビスターの似顔絵という説もあります。
しかし、真相が今の三代目に聞いてもわからないようです。
豆腐作りは店舗の裏にある工場で、
深夜二時から行うと聞きます。
しかも、石臼ですり潰す製法にこだわっています。
店内で手伝ってもらってるがすべて親戚同士、
基本的に家族内で完結できます。
三代目が自分の子供にこの事業を引き継いでほしくないという、
やはり大変でありながら、
将来性があまり見れないのが主な原因だそうです。
つまり、この老舗の終焉が見え始めました。
食べられなくなることを考えると、
目の前の一杯をしっかり味わうと決めました。
持って来る『熱豆腐花』が既にプルプル状態、
レンゲで真っ二つに分けられています。
ほんの少しぐらい口にしたら、まず滑らかさに魅了されます。 、
カナダから輸入した大豆の安定感のおかげで、
バランスのよい味がしっかり口に回ります。
もちろん、自分好みの黄糖をかけてからエンジン全開します。
あっという間に完食!
わずか8HKドルの消費でしたが、
心に残る8HKドルでした、おいしかった。
過去数々の『豆腐花』の中で、
どこの一軒でも負けていません。
ちゃんと作れば、必ずこのレベルのものを作れますね。
いつまで食べれるかな?
住所:北角馬寶道1號Q地下
営業時間:0700~1900
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