2017/06/05

粘り強く伝統の美味しさを伝える~德興隆

この老舗を知らない北角の地元はいないほど超有名店、

60年以上の歴史があるわりに、

看板が新しく見える理由があります。

創業当初からのお店が入ってる建物ですが、

数年前全棟の建物を取り壊すため、

やむをえずにすぐ隣の建物に、

すなわち今の所に引っ越してきた。


店舗がある前に屋台が出ているので、

普通に道中にぶらぶらしてもなかなか気づかないです。

歩道に戻ったら、豆腐屋さんならの店内風景が見れるはず。

テーブル3つとちょっとしたカウンターがあって、

平日の昼3時すぎてもこの賑やかぶり、

さすがに愛されてる証拠です。


店舗が新しくなってもずっと変わってないものあるようだ、

創業当時から取り付けられてるたポスターとメニューも健在です。


ポスターは開業祝いで描いてもらったもの、

創業者の似顔絵と言われる説もあるが、

当時の有名なテレビスターの似顔絵という説もあります。

しかし、真相が今の三代目に聞いてもわからないようです。


豆腐作りは店舗の裏にある工場で、

深夜二時から行うと聞きます。

しかも、石臼ですり潰す製法にこだわっています。


店内で手伝ってもらってるがすべて親戚同士、

基本的に家族内で完結できます。

三代目が自分の子供にこの事業を引き継いでほしくないという、

やはり大変でありながら、

将来性があまり見れないのが主な原因だそうです。

つまり、この老舗の終焉が見え始めました。


食べられなくなることを考えると、

目の前の一杯をしっかり味わうと決めました。

持って来る『熱豆腐花』が既にプルプル状態、

レンゲで真っ二つに分けられています。

ほんの少しぐらい口にしたら、まず滑らかさに魅了されます。  、

カナダから輸入した大豆の安定感のおかげで、

バランスのよい味がしっかり口に回ります。


もちろん、自分好みの黄糖をかけてからエンジン全開します。

あっという間に完食!

わずか8HKドルの消費でしたが、

心に残る8HKドルでした、おいしかった。

過去数々の『豆腐花』の中で、

どこの一軒でも負けていません。

ちゃんと作れば、必ずこのレベルのものを作れますね。

いつまで食べれるかな?


住所:北角馬寶道1號Q地下
営業時間:0700~1900

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