2016/11/04

2016年夏の老舗茶餐廳巡り

まずこの元々香港のテレビドラマロケで使われる一軒。

紹介する前、老舗の茶餐廳を見極める方法の一つを教えておきたいです。

「祥」という名付けされるお店は老舗の可能性が高いとのことです。

なぜなら、香港の最初に茶餐廳をやり出す輩がほとんど潮州人で、

自分のお店に「祥」を付ける習慣があったようです。

老舗を選びたいなら、店名でも考慮してみてください。



さて、この50年近い歴史の老舗はどうだというと、

背もたれ椅子、緑タイルの定番内装は健在してる、

店内明るく、古いイメージはそれほどありません。


その中に、一番目立つのがこの赤いテーブルです。

ここで一杯ミルクティーを頂きました。

このこぼれ具合はいかがでしょうか?

ちなみに、ミルクティーは高得点でした。


店名:祥榮茶冰廳
住所:牛頭角牛頭角道245-247號地下


次は湾仔に50年以上も経営してる老舗、

高いビルが密集してる中、その古臭さ店頭がしぶとく見れます。

スーツ姿のサラリーマン、上半身裸の苦力も関係なく、

ランチタイムが次から次へと入店。


店内に入ると、内装をしてるような内装は見当たらない、

その上、テーブル配置の不一致、店員さんは誰かわからない、

混乱の極りと言ってもいいですが、

なぜか常にお客さんの存在を気にして、

それぞれ順次に困らずに注文ができるように気を配っています。


トースト類は有名だそうですが、ランチタイムということで、

ちゃんとお腹いっぱいになるやつをお願いしました。

いい値段のわりに、普通でした。

リベンジ決定です。


店名:豪華咖啡茶廳
住所:灣仔莊士敦道226號



三軒目はここです。

大通りに大きな看板があって、とても目立ちます。

地元による、結構長いお店ようですが、実際どのぐらいかわかりません。

とても気になりますが、

店内にヒントが隠されてるか確認しに入ってみた。


まず、店内に二階(ロフト)への階段があります。

確かに老舗によく見かける階段のようなもの、

どうも営業用ではないみたい、

もしかして、寮とかの場所にしたかなと謎は解けないまま注文をしました。



これもまたハイレベルなランチセットです。

「蘿蔔排骨飯」(大根スペアリブ炒めかけご飯)+ミルクティー、

量と味も大満足でした。

ちなみに、店内に猫ちゃんが結構いるので、

猫過ぎな方なら、たまらなくいっぱいシャッターを押すに違いないです。


店名:德發茶餐廳
住所:大角咀大角咀道175號地下


こちらは香港の繁華街、

旺角である誰も知ってる道に立地されていますが、

まさかこんな静かな旺角が存在するなんでと想像もしなかった。

平日の昼なのに、車を走ったり、人混みからの音もありません。

80年代を彷彿とさせる内装はまだ残されています。

店内の真ん中に麻雀のテーブルも活用されているようです。

毎日も5時閉店できるということはもう稼ぐより、

暇つぶし的な感じで経営し続けてるみたいです。


恐らく周辺に住んでる地元しか来ないと思いますが、

この茶餐廳によって、おしゃべり相手を探したり、

退屈を解消する目当てお客さんも少なくありません。

料理の方が決して適当なものを提供するわけではありません。

そこそこうまかったランチでした。


店名:榮發咖啡廳
住所:旺角廣東道1128號地下

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