【香港電影史話】という本によると、
1896年が既に香港では映画が放映されてると記載され、
フランス人監督の作品だそうです。
最初は屋外の広場で放映されてたが、
そして、茶楼や茶室などに移動し、
1900年頃から戯曲劇場で上映することになり、
同年、「喜來園」という臨時映画館ついに完成した、
と言っても、
まだまだ戯曲を上演する場所として使われることがほとんど。
1907年やっと正式な映画館「比照」が開業!(中環雲咸街に)
映画館は地下フロアののみ、二階席はありません。
中細正方形の建築で、全部600席あまり、
設備もほぼ簡単なのです。
このような構成はそれ以後の映画館の見本になった。
戦後から映画館の変化が見られ、地下の席と二階席に分けるようになり、
チケットの価格設定も席の前後によりわかります。
(写真 BY INTERNET)
(写真 BY INTERNET)
八十年代に入ってから、
コスト削減のために、
大きいな映画館がミニ映画館に分割されるラッシュ―が始まった。
1987年に「旺角百老匯」、1988年に「影藝戲院」の開業をきっかけで、
ミニ映画館の戦国時代に突入!
下記写真の「京都戲院」が二回の改築をしても、
結局時代の流れに勝てなく、
数年前から閉館となった。
(写真 BY INTERNET)
ずっとローカル資本しかない映画館の戦国時代ですが、
2000年以後、UA系列とAMC系列も香港進出を果たし、
最近、香港映画館のシェアが完全支配できるとも言えますね。
元々ローカル資本の映画館の一部が中国資本に変身、
すぐに元気になることもあまり見当たりません。
(写真 BY INTERNET)
昔から人気だった「AMC又一城」ですが、
急激な家賃上昇という原因で、
この前の1月3日に閉館になった、
「MCL」系列が引き継ぐ情報も聞きますが、
実際はどうだろうね?
まるで氷河期にいるような香港映画、
まったく元気がない、
そのまま行くと、もっと映画館がつぶれていくかもしれません。
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