皿洗いに危機

社会の切実な問題ですが、

益々深刻化になって来るので、少しお話をしたいです。

最近よくこのような皿洗い代行業者の車を見かける、

同時に、皿洗いの求人チラシずっと貼りつけてる店によく通る、

つまり、皿洗いという職に異変が起きています。

現代の香港の若い人ですが、大学から大量輩出するようになり、

彼らにとって、スキルなしで将来性もない皿洗いに就く訳わけはなく、

ずっと敬遠される仕事のナンバーワンとも言えるでしょ？

昔、中国から香港へ移民してきた学歴が低く、

貧しい人たちが多くこの職に就いて、

これまで香港の飲食業界を支えてきたと言っても過言ではない、

しかし、高齢化に進む中、

補充するスピードがまったく流失するスピードに追いつかない状態になり、

一時期、皿洗い職の給料は16000HKドルまでに提示しても、

簡単に人を確保することができないことでニュースに取り上げられた。

日本円で約25万円に近いですよ！

16000HKドルは極端な話かもですが、

相場的なサラリーは12000HKドル（毎日10時間、週6日の勤務）だそうです。

それにしても、新卒社会人の初任給よりやや高い、

給料がデフレ気味の香港には、なかなか珍しい光景。

これからもしかして、「茶餐廳」、「レストラン」など行く時に、

マイ茶碗、マイ箸、

カップアンドソーサーセットも持参時代になってくるかもしれません！

注記：飲食業界だけでなく、建設業界の人手不足も深刻で、外国人労働者の輸入も検討しているみたいが、香港政府はお手伝いさん以外、建設業界でインド、ネパール、インドネシア、フィリピンなどから外国人労働者向けのビザを発行して受け入れてきたが今のところ、皿洗いなどの作業労働者は対象外になっています！