本物の茶餐廳シリーズⅥ～華南冰室

やっぱり香港の中で、

深水埗にはまだまだ宝がいっぱいありますね、

今日ご紹介したい「華南冰室」もそのうちの一軒。

ここから香港の人の長寿の秘訣を教えてくれるかもしれません、

なぜなら、ここのお客様はほぼ50代以上のおじいさん、

たまにおばあちゃんらしい。

外見は古そうに見えるが、

実際は1978年から創業して、

今まで大規模のリニューアルはしたことなく、

開業当時の模様はそのまま残されています。

物件自体が既に購入したもので、

あまり家賃上昇からのプレッシャーはないため、

メニューを覗いてみると、

すごく合理的な設定価格です。

このランチセットがもし大通り小綺麗な茶餐廳でお願いしたら、

33から35香港ドルにすることに対して、

ここは28香港ドルだよ！

その上、味はしっかりしてる、

「奶茶」はなんと作り方がご主人自ら研究して、

独自な製法で仕上げたもの、

香港魂的に上出来です、

かなりはまった人もいるみたいですね。

  

肝心な客層ですが、

噂の通りで、おじいさんが多く、

たまに40代とかみますね。

皆は近所の常連らしい、

指定な時間で指定なお客様が必ずやって来るという、

しかも、最初大体各自で新聞を読みながら、お茶したりします。

読み終わったら、皆の会話に参加するようにする。

まさにこのルーティンですね、

長寿の秘訣！

そして、お客様の大半が新聞を読んでる光景、

とても珍しく感じ、

スマホまだ普及されてなかった時の一般風景なのに、

今なら、何か面白げになってる！

今後この店の運命ですが、

昨日の「百利冰室」と同じ状況、

もうすぐ90歳ご主人ですが、

子供が引き継ぐ意志がなかったため、

とりあえず、体力的に許される範囲であれば、

店を死守するつもりであります。

店の存在からこそ、地元の年寄の生き甲斐がある、

ぜひ、皆も元気でここで集め続けてほしいですね。

ここに来たい方なら、

遠慮なく、入店してみてください。

すぐ溶け込めると思いますから！

最後に、ここのケーキ類もおすすめです、

特にこれ！！

住所：深水埗桂林街87號

営業時間：0600～1900