皆さんの知ってる香港の英訳~「Hong Kong」ですが、
中国に返還されてすぐ20年になっても「Xianggang」にならなく、
よかったとホッとしてるのがわたしだけではないと思いますね。
そもそも「Hong Kong」という英訳に定着したのが1842年以後、
アヘン戦争を終結させるため清とイギリスの間で結ばれた南京条約による、
香港島が割譲された時でした。
しかし、あの頃にまだ英訳に普及されてなく、
捉え方にも様々、実はまったく統一性がなかったようです。
あるHSBCの大ベテラン従業員による、
HSBCの社名の「Hong Kong」がみんなに認識されるものではありません。
(HSBCの社員の全員も知ってるはずだって!)
「The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited」ですが、
何か違いが気づきませんでしょうか?
そうです。「Hong Kong」ではなく、
「Hongkong」です。つないでるです。「K」ではなく、小さい「k」です。
先ほど話したように香港が割譲された間もない頃、
民間には統一性のないため、当時社名を登録する時に、
「Hongkong」を使ったことから生じた逸話です。
時代の進歩とともに、
「Hong Kong」という分けてある並び方が浸透し始めました。
この見慣れない並び方がある意味、歴史ものの証拠にも言えます。
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