外観だけではなく、お店のオーナーも味あるる方、
波乱万丈の人生を過ごしてきた鄭さん、
このストアに見えながら、実はお茶の講義室です。
その中で、香港一番高い奶茶が飲むことができます。
いぐらかどういうと68HKドル一杯で、
コーヒーでも128HKドルにします。
それにしてもわざわざ追い求めに来る人達が結構します。
まず、鄭さん今までの人生を振り返ってご紹介します。
子供頃はお父さんから「鄭記珈琲」で手伝ったりして、
常にコーヒー、ミルクティーを接する機会があったものの、
あまり興味ありませんでした。
その後、自ら商売をしてみたいため、お父さんのお店から離れ、
結局うまく行かなくて、全財産を失い、
転々とする生活が送るようになりました。
道路の労働者、タクシーの運転手、物売りまでもなったことあります。
最終的に、お父さんの事業を引き継ぐことにしました。
その頃、日々ケーキ作り励んだりして、
たくさん味見をすることがきっかけで、
おいしいミルクティーに仕上げるには、
タンニン酸はカギということが悟りました。
2008年、「鄭記珈琲室」から「鄭記士多」にも変身して、
お店で茶道の研究を没頭するようになりました。
2009年、「奶茶王コンペティション」で見事第三位に輝きました。
それにしても、調子乗ることなく、
いつも通りにお店の中でお茶のことを研修し続きます。
普通の奶茶はもちろん、鴛鴦、鉄観音奶茶、鉄観音ラテなど、
お茶に関するメニューも生み出しました。
取材当日にお客さんは我とブログ仲間の二人でした。
店内にはストアらしさはまったく見えません、
販売してるものもそれほどおいていませんでした。
どちらからというとアットホームなお茶教室という感じでした。
茶具作りに使われてる茶器道具ばっかりおかれたり、
お茶に関するものがほとんど店に占められています。
ここから鄭さんの登場です。
当日は普通の奶茶店、鉄観音ラテをお願いしました、
これは講義をしながら、デモンストレーションをしてくれる姿です。
普段でも取材に慣れてる鄭さんですが、
写真が撮りたい時はちゃんと止めてくれると神対応です。
さすがいちいち止めてと言いにくいので、
すべてノーストップで行ってもらいました。
講義を受けながら、何か暗唱し始めた、
鄭さんの師匠は『大観茶論』を著した茶の偉人~北宋の徽宗皇の弟子と、
この『大観茶論』が暗唱できることも話してくれました。
言わなければ、何か祀る行事でも行われると思われる雰囲気でした。
鉄観音ラテを作るには必要な茶葉ですが、
石臼で挽いて粉末状にしたものを抹茶と称します。
そして、お湯を少しずつ入れながら、
茶筅によって、固めになり、泡立てたりします。
気になる続きの詳細は後日のブログでチェックしてみてください。
店内の話に戻りますと、
意外な見所もまだまだあります。
レトロなおもちゃ、懐かしいお菓子もいろいろ、
とても不思議な空間を感じるに違いないです。
鄭さんはとても親切で、お茶に関する質問なら、なんでも答えてくれる、
こう見ても、普段お店にいない時に、大学に講義を行ったり、
子供に実演を披露しに行ったことがほとんどです。
とにかく、お茶に関して、誰も惜しむことなく、
すべて語ってくれます。
たとえこの店頭にある自分書いたそれぞれ「茶」の字の意味、
ほんとにお茶だけでこんな楽しませてくれるなんで、
行く前に思いませんでした。
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