香港歴史博物館なら、多くの人がご存知のようですが、
九龍公園に同じく素晴らしい博物館がある、
「香港文物探知館」の存在は案外あまり知らされてないみたいです。
1910年に建設され、当初はイギリス軍の宿泊施設として使用されてました。
施設の所在地であるイギリス軍の敷地が1967年から香港政府に返還し、
その後、九龍公園に改築されました。
宿泊の建物がしばらく文化施設として利用されることになりました。
1983年から臨時の「香港歴史博物館」として利用することになり、
1998年に今の新館に移転した後、ある程度の時間が空いてたままでした。
最終的に建物の修繕を行うことが踏み出し、
2005年「香港文物探知館」に生まれ変わりました。
館内に入る道が何ヶ所もありますが、
いずれも九龍公園内からに入館できます。
わたしはこのアーチ型の廊下を通過してから受付まで行きました。
受付はこんな感じです、こうKホテルのフロントに見れます。
ここでたくさん香港の歴史建築物、
遺跡などの紹介するパンフレットがおかれています。
香港人さえ知らない、聞いたことないところばっかりで、
もちろん一通りを持って帰りました。
館内は時期による展覧内容が変わる仮設展覧室があり、
書藉が館内閲覧しかできない参考図書室もあります。
常設展示館は一番見所があると思います。
長期にわたって、一つのテーマについて紹介がされています。
ここを訪れれば、香港の様々な歴史、文化を知ることができます。
取材当日は「文物探索之旅」という香港の考古歴史、建築特徴の内容でした。
無料だから、早速常設展示館に入ってみることに。
香港や中国本土から掘り出した漢と明王朝の時代の工芸品ですが、
1600点も展示されまして、
香港人の先祖の文化もよく説明されました。
意外な場所で貴重な工芸品を発見したという驚きもあります。
できれば、もっとじっくりみたかったです。
そして、建設特徴についての部分ですが、
西洋の建築様式から中国の建築様式まで、
建築物の復旧と活性化も紹介されました。
香港の都市開発による、街風景と文化の変化が見れます。
さらに、独特な建築方や素材なども説明付きで展示されています。
好きな人なら、たまらない空間に違いないです。
常設展示館以外、まだまだ見応えところがあります。
それはトイレです。
イギリス宮殿の中のお手洗いを彷彿させる綺麗な構成、
わたしの中で、香港一番気持ちいいトイレと勝手に決めました。
それ以外、館内の廊下や施設も当時のままの設計を生かしてるところが多く、
中庭の奥にも休憩できるテラスがあります。
展示館巡りの後、樹齢の古い大木を眺めながら、
お茶をしたりして、ひとときを過ごしてもなかなか優雅でしょう。
尖沙咀の喧騒から離れた九龍公園でリフレッシュをしたいなら、
ここのテラスはまさに極上な穴場だと思います。
ぜひ、一度訪れてみてください。
住所:九龍尖沙咀海防道九龍公園内
営業時間:月~土(1000~1800)日、祝日(1000~1900)
入場無料
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