香港の唐楼とともに生息してる、
気づいてる方がいると思いますが、
唐楼の階段入口の店舗、
香港には「樓梯底鋪」と言います。
場所の邪魔と思われなくて、
逆に唐楼の住民にとって、
なくならない存在でもあります。
この間、時計の電池が切れて、
交換しようと思ったら、すぐこのタイプの店が思い出した。
「樓梯底鋪」は日常生活に関する物、
サービスを売りにする店がほとんど、
時計屋、靴屋、ボタン屋、カギ屋などなど、
いざそいう時、もし店があなたの住んでる家の下にあれば、
それ以上便利なところはないでしょうね?
そのため、店の顧客対象は唐楼の住民、近所さんぐらいね!
「樓梯底鋪」は50年代から流行り出したみたい、
当時の香港は唐楼の建築ラッシュだった、
樓梯の住民が毎日必ず通るので、
小商売をするには最適な場所と思われ、
しかも、賃貸契約がまだきちんとできてなく、
法律上にも曖昧なところが多数があって、
よって、今でも土地の所有権がややこしい店も少なくないです。
法律上は完全にクリーンでないが、
唐楼住民にとっては、「樓梯底鋪」は単なる店ではない、
時にはセキュリティーガード、
顔見知りが把握し、変な人に店の前に通り、
階段までに登り上がると、
すぐ警察に通報することもできます。
時には心理カウンセラーに変身、
「樓梯底鋪」に一人しか座れない場合が多く、
店主でも退屈したり、お喋りたくなる時があって、
逆に住民が落ち込んだりのを見かけると、
声を掛けたり、自ら相談が乗るようになることもたちまちあり、
まさにお友達感覚の相談にもなったりします。
ほんとうにありがたい存在ですね。
「樓梯底鋪」の面積が小さい、
大体10~20平方フィートの空間に、
日常生活はもちろん、
就寝までもここで完結することはよく耳にします。
なぜなら、
以前このようなタイプのお店が盗難集団に狙われやすいという、
特に時計屋、一枚のガラスを割れたら、
盗み放題になるからね。そのため、店で住み込むご主人も多い、
さすがに最近あまり盗難を聞かなくなる。
でも、「樓梯底鋪」のピンチはまだまだ続く、
唐楼の消滅を加速すれば、店の消滅も避けられない!
地元との絆をしっかりつないでる「樓梯底鋪」ですが、
いつまで香港の変化を見守ってくれるでしょうか?
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