2015/09/03

看板のない食堂

普段あまり工業エリアに行かない人なら、

多分今日の話はまったくわからない、

共感はない、むしろ興味ないかもしれません。

もしたまに通ったりする方がいたら、

時々、まったく看板なく、

でも、外からグラスを通しに、中に見ることもできない店を見かけたことない?

でも、いざランチタイムになると、

あっちこっちから人が入っていくよね。

たぶんこれはレストラン、茶餐廳、

ファーストフードのチェーン店だと思われる、

大正解!!

でも、なぜこの違和感ある姿になるか知らない人が多いだと思う、

それは工業団地のビルには元々飲食関連の施設を経営してはいけない規定があった。


昔なら、このエリアで働く人々が自分で弁当を持参するか

路上の大牌檔に食事を済ませるのが主流だった。

時代が進むつれ、不衛生的な大牌檔が続々取締りされた、

労動者たちも困るようになってくる、

解消するために、政府が規定を見直し、

ビルの10%面積が飲食施設の経営が許されるようになった。

但し、条件がある!

ビル内の食堂として経営する方しか容認されてる、

そのため、看板にあってはいけません、

街の人に覗かれないようにガラスは透明してはいけません。

店の入口が必ずビルのエレベーターに面すること。

でも、最近頃、規定の隙間を利用して、

入口は一個ではなく、側面の入口も作る店が多く見られる。

当然、当ビル以外の労働者や地元も知らされて、

普通に側面入口で入店する人も少なくない、

今じゃ、暗黙の了解みたいなもんですね。

写真のように、レジとメニューも側面入口から入ってすぐのところで設置される店も多いです。


上記話した工業団地食堂以外、

微妙に完全に工業団地ではないところで、

看板とメニューも堂々掛けてる食堂も見れる、

こいう食堂は結構うまいよ!

労働者の食事ラッシュアワーを避ければ、

ゆっくりすることも可能、

しかも割安!いい体験になると思いますよ。

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