2015/05/07

大牌檔の由来

「大牌檔」の由来と言いますと、

さかのぼって1921年まです。

当時政府から物売りに2種類のランセンスを発行するようになり、

固定位置の物売りは「小牌」、

流動式の物売りは「大牌」と称します。

1950年から「大牌」+「熟食固定攤檔」(固定屋台)を合体し、

「大牌檔」と呼ぶようになり、

その後、世間に広くその名を知られるようになりました。


外見は巨大な鉄板トランクに見え、

中にも多数の調理工具が揃って、

営業する時からテーブル、いすを街端に配置して、

そして、

営業終了時に、また全てを鉄板トランク内までに一緒にまとめられ、

路上のままに置くのが一般的です。

それ以外の屋台は「大牌檔」と言えません。

香港の「大牌檔」発祥地はセントラル、湾仔あたりと言われますが、

有名な「鏞記」、「九記牛腩」も「大牌檔」からで出世になりました。


また、いくつの「大牌檔」が並んでると、

「排檔」(排:並ぶ意味もある)という、

80年代以後、「大牌檔」文化が中国内陸に広め始まったが、

「大排檔」で書かれることが多く、

現在は「大牌檔」と「大排檔」も通じます。

厳密に言うと、「大牌檔」は元祖の書き方です。

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