2017/07/20

主役を食う存在感スイーツ~發記粉麵

団地にある『冬菇亭』(マッシュルームのような屋台)という食の重鎮、

絶対何か絶品や珍味が隠れてるといつも思っています。

表が麺家のこの屋台ですが、

実は一番人気なのは麺類ではなく、

スイーツだそうです。


ぱっと見は変哲もない店構えですが、

昼過ぎだとは言え、

外から見ると、お客さんもほとんどいなかった。

少し怪しいなと思いながら、心配し始めた。


もうちょっと近づけてみると、

ようやくスイーツのメニューを発見しました。

たが、その隣に変な詩に対して、もっと気になります。
(広東語がわかる方なら、笑えますよね?)


それをさておき、

肝心の食べたいスイーツがこの昼過ぎ時間帯でも食べれるか、

むしろ今営業してるか店員にお訪ねてみたところ、

やっぱりここでいつでも食べれるだそうです。

まず一安心で、

すぐにターゲットとする「紅豆涼粉」(あずきの仙草ゼリー)をお願いした。

注文したから、

そのまま適度にあの辺の席を座ろうと思ったら、

店員さんに奥に冷房がついてる部屋があるから、移動しないと勧められた。

なぜ外が誰もいないか瞬時に悟りました。


奥に入ってみると、その通りでした。

真夏のお昼は宿の外か中に食べることが天国と地獄の差ですね。

周りのテーブルにスイーツを食べてるお客さんが見かけなかった、

麺とご飯系ばっかり、

この時間帯でわざわざここまでスイーツを食べる人は普通いないだろう。


不意打ちの注文で、

パタパタしながら、出来上がるまでに時間かかるではないかと思ったら、

そうでもなかった。

3分も待たずに届けてくれました。

これだ!


どうだ!この溢れそうな勢い!

小豆、仙草ゼリー、牛乳がすべて惜しまなく、

たっぷり大きなお碗の中に盛られています。


違う角度を見てください。

こんなギリギリまで入れてくれるスイーツ屋さんはあまり見ないでしょう?


ねっちりとした小豆と固めな仙草ゼリーを使用し、

牛乳を注ぐだけで仕上がりという感じなスイーツです。

単純に三つの材料で最大限を活かした一杯ですが、

なぜか手が止まらなくなってきます。



改めて掬い上げてみたます。

ぎっしり入ってる具材、

男のわたしでも完食するには15分もかかります。


スイーツ自体が「暖かい」と「冷たい」で選べますが、

目の前のが明らかに「冷たい」のがわかりますよね?

猛暑日の中、乾いた喉ををキーンと冷えたスイーツで潤すと、

まさに至福のひとときですね。


ちなみに、なぜか完食するまで15分もかかるかと説明すると、

このつまようじ入れを隣に並ばせてみないとわからない、

お碗のサイズがお分かりでしょうか?

それ以上、満ち溢れてる満杯の状態で、

会計はただの19HKドルでした。

この安さにびっくりされました。

茶餐廳の定番メニューで「紅豆冰」(ココナッツ氷あずき)の価格と比べ、

さほど違わないのに、

この一杯は十分お得です。

もうやみつきになるので、すでにほかのスイーツも食べてみたいです。

いつかチャンスがあるかな?



住所:何文田忠孝街60號愛民邨熟食亭地下3-4號舖
営業時間:0700~2230(月~日)


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