金融の大都会の中で、支店はない、ATMも設置していない、
通帳を持ってる人の数がわずかというとんでもない銀行が存在します。
セントラルの繁華街に馴染んでるような外貌ですが、
通りかかっても、あまり違和感を感じないごく普通の銀行と思わせます。
名前の広東語発音がある有名な「大新銀行」に近いのため、
いきなり香港人に「大生銀行」を聞いたことあるかとお尋ねても、
「大新銀行」に聞き間違われたり、勘違いをされたりします。
実は「大新銀行」より先の1930年開業した「大生銀行」ですが、
普通の銀行とは違って、
年度平均の利益はただの100万HKドル前後だそうです。
銀行業界の中には異例中の異例です。
80年越えの老舗が既にある程度規模の発展がされてるはずですが、
なぜか開業当初とあまり変わらない業務しか行わないだろうというと、
すべて創業者の馬錦燦さんの遺言によりしばられてるからだそうです。
40年前、一度家族内の紛争があって、一部の株が他人に売ってしまって、
一度買収される危機に陥ったことから、
家族の株を他所に売ることを禁じるという遺言まで作られました。
このきっかけで、家族による銀行の運営仕方が消極的になって来ます。
創業者からかつて買い取った様々な立地よい不動産で、
莫大な家賃収入でも家族全員の生活に十分サポートできます。
創業者の12人の子供を含め、銀行の16人の取締役も家族の関係者です。
銀行のお客さんはほとんど家族の知り合いだそうです、
一般人が口座開設することがあまり聞いてことありません、
そして、偶然に仕事で行く人からの証言による、
銀行内部にも不思議な光景がたくさんのようです。
例えば、一つの部署には一人しかいません。
カウンターの従業員がパソコンより電卓を使用することが多い、
また年寄から担当されてる後方事務の方ですが、
なんとそろばんが使われてると目撃されたことあるそうです。
まるでタイムスリップされた銀行です。
あまりにも信じ難いですが、
いきなり銀行に入る勇気もなく、
確かめることができないままで都市伝説として頭に残っています。
ちなみに、引き継がれてる二代目をはじめ、一部の家族たち、
たまに芸能ニュースにも顔出したりして、
芸能人と関わり深いセレブとして紹介されました。
今度、誰か銀行内に突入してみてください。
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