中環(セントラル)の【永利街】よりノスタルジックですが,
同様に取り壊しの運命が避けられるかどうか不明、
香港をはじめ、
ゆかりの地と見られる【繼園街】をご紹介します。
北角にある【繼園街】ですが、
まるでタイムスリップされてる建物群が今でも見られます。
タイムスリップの入口はここです。
3分ほど坂道を歩くことが必要です。
【繼園街】の道標識が見れれば、見所の範囲に突入とのことです。
まずこの映画のワンシーンのような街づくり、
50、60年代から引き継がれてる雰囲気が今でも漂っています。
平日の午後に営業してるお店が半分程度、
途中ずっとシーンとしています。
いつのまにか坂道から平らな道に、
振り向くと、左側からまた別の道があります。
「私家路」(プライベートロード)の標識が見れて、
奥まで進む勇気がなかったせいで、
張愛玲さんが通ってたと思われるマンションがそこにあったのに、
写真撮ることができませんでした。
さらに本筋の道に進み、
次の突き当りにまた別の「私家路」の標識があります。
広い道なので、少し勇気を振り絞って登ってみました。
そしたら、地元らしい人が現れ、進む足が止まってしまい、
途中に足が引き戻しました。
もう10年以上経ちましたね。
映画通して、【繼園街】が今以上の壮大なスケールが確認できるはず、
なぜなら、その一部の建物群が取り壊されて、
既に大きな豪邸マンションの工事現場になっていますからです。
(インターネットより写真引用)
先ほどの突き当りに戻り、
見上げると、60から80年代で建てられたマンションが見れます。
一棟一棟の作りが個性溢れて、
建築好きな人なら、たまりません。
実は60年代の窓付きエレベーターも【繼園街】に二台があり、
記事にも紹介したかったが、
ちゃんとセキュリティーをしてるマンションもあって、
中々すんなりと入ることができませんでした。
「美景新廈」に入れたら、絶対乗ってみておきたいところです。
はい、ビルの入口がここです。
入れたら、写真を撮れるのにね。
エレベーター以外、窓や階段も年代を感じるものばっかりらしい、
今回不燃焼で一棟も中に入ることができませんでしたが、
【永利街】のような古き良き香港を代表する街が好きなら、
【繼園街】もきっと好きになるはずと思います。
帰りにこの角度もう一枚、
如何でしょうか?普通に撮ってみても、映画のシーンに見れます。
本当に中に入れて、写真が撮れたら、完璧ですね。
北角の主役と言えば、100%【春秧街】に決めてると思われてるが、
脇役の【繼園街】も取り壊されてないうちに行っておいてもらいたいです。
最後の一枚、角が丸くなってる建物は一番印象的でした。
誰か中に住んでいて、中に入れさせて写真を撮らせて頂けないかな。
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