80年前から建てられた民家がカフェになりました。
話はさらにさかのぼって140年前ですが、
何氏家族が今のカフェの敷地内で二階建ての大邸宅を建て、
「何家園」を命名した。
第二次世界大戦後、香港が日本統治時期に突入し、
政府が啟德空港を拡大するために、元々九龍城のいくつ集落を取壊し、
当時荒れ果てた「何家園」大邸宅も同じ時期に破壊させ、
現在カフェに変身した石屋を含め、
二階建ての中国式な平屋群が建て替えられました。
そして、「侯王新村」に改名されました。
大陸から逃げるように香港へ渡る人と、
取り壊された集落の住民たちも、
「侯王新村」と周辺の村に住み着くようになりました。
一時期すご人口密度が「侯王新村」ですが、
その関連歴史は今回はさておき、
「何家園」の石屋からリノベーションした、
最近頃若者に人気のカフェに迫りたいと思います。
(wikipediaから引用)
カフェに入ると、タイムスリップさせられたような壁や床のタイル模様、
壁にはレトロなお皿がいっぱい飾られています。
対照的に、レジとキッチンはおしゃれな現代風です。
もっと店内進むと、意外と広い、
こちらの壁には昔の広告や標語が飾られています。
本物ではないっぽいですが、随分昔を感じさせる演出です。
レコードプレーヤー、クッキーの缶も年代のものですね。
三輪車もスーツケースもセットのように見えますね。
二階に登っていくと、小さな展示室のようです。
かつての住まいの再現が見れます。
まさに我々の世代の部屋で、狭い空間の中の2段ベットです。
わたしにとっては親近感を湧くものばっかりです。
皆さんは何を感じましたか?
当時本当にこの石屋で使われてるポストも展示されています。
ダイヤル式電話と当時の電話代金の請求書までも。
九龍城を含め、石屋家園の歴史を紹介コーナーがちゃんとあります。
平日でもあることかもしれませんが、ほぼ貸し切りでした。
とても詳しく紹介されてるので、もれらくチェックしておいてください。
実は二階も飲食可能です。もちろんカフェ内のものですよ。
石屋がなぜか迷宮のようです、登った階段とは別の階段で降りると、
違う展示会場に行ってみたようです。
ここは昔の台所の再現でしょうね。
幸いカフェ内の移動は迷惑を掛けない程度であれば、ほぼ言われません。
一周見学してきたら、今日のランチを頂きます。
本来は【ALL DAY BREAKFAST】を頼むべきでしたが、
やっぱりご飯がほしくて【本日ランチ】にしました。
簡単な食レポというと、「やっぱり軽くコーヒーでよかった!」かな、
この雰囲気で【本日ランチ】は私の選択ミスでした。
昔、石屋も付近の映画の撮影スタジオに倉庫として貸し出したことがあり、
その後、墓石工場にも貸し出した、
この「藍恩記」は墓石工場から残されたものですね。
通りかかると、なんだか違うな景色が見えますよね。
月曜日は定休日、わたしは一回目行った時はちょうど月曜日でした。
土日はわりとにぎやかで人気のようです。
同敷地内、トイレとワークショップも併設されています。
取材当日はあまり時間がなくて、深く確認してなかったです。すいません。
九龍城と言ったら、九龍城砦にしか浮かべてこなかったのが、
やはり九龍城砦に対する注目度の次元が違い過ぎると思います。
その他のあまり知らざる歴史がここで吸収すべきです。
広東語がわからなくても、
苦にならない程度でわかりやすく写真がいっぱいあります。
まったく知らない九龍城がここにあります。
住所:九龍聯合道133號石屋家園
(地下鉄なら、楽冨駅のB出口から一番近い)
(地下鉄なら、楽冨駅のB出口から一番近い)
営業時間:火~日(0800~1800)、月曜は定休日
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