路上で「通渠」と書かれてる広告のような落書きがよく見かけるが、
確かにものすごく氾濫してる印象が受けています。
言われてるまでに一回も詳しく調べたことありませんでした、
いざ、調べてみたら、面白い人物のストーリーが秘めてることがわかりました。
「通渠」は広東語ですが、
漢字だけでもある程度意味が推測できるだと思います。
つまり、つまった管渠を更正してくれるサービスです。
壁だけではなく、さりげなく電柱、あらゆる場所でもよく見れます。
そもそもなぜあちこちの場所で落書きするようになってるかどういうと、
その発祥は先ほど話した面白い人物に関わっています。
まさに下記写真に書かれてる「渠王」という渠の王様を自称する人物ですが、
「通渠」広告の産み親と言ってもいいです。
職人歴が既に50年、当初中国から香港までに避難しに来たばっかりで、
高層ビルだらけ環境による「通渠」の依頼がきっと多いという思い込みから、
この専門職を始めたわけです。
そして、収入をもっと得たいため、
範囲広く宣伝することが一番重要だと思われたりして、
結局、路上で広告を落書きするようになりました。
「渠王」の本物広告のキャッチコピー「渠王通渠免棚92263203」ですが、
昔、「九龍皇帝」と名乗った小汚いおっちゃんの作品を彷彿させるではない?
ただし、決定的な違うのが「渠王」の落書きをする場所です。
基本的に柱、擁壁、縁石のような目立たないながら、
なんとなく目に入るところを選びますね。
案外、見た人にインパクトを与えるではないかと思いますが
恐らく同感してくれる人は少なくありません。
そいえば、「渠王」が路上で「九龍皇帝」に遭遇したことがあるようです。
現在「九龍皇帝」の作品はいつのまにか消えていく中、
かわりに「渠王」の落書きがいかに大事か気づく人も多く、
過去メディアからの誘いもあったが、
本人は有名になりたくなく、単なる地道で働きたいだけという希望で、
今でもあまり取材を受けることありませんでした。
逆に仕事の電話を受けたら、すぐ飛んでくるとのことです。
マスコミの露出少ない「渠王」ですが、
CNNの取材を受けた記事から、「渠王」の正体が見れます。
こんな感じです。
(写真はCNNGOより)
思ったより若いでしょう。
自宅でなんか水道がつまったら、すぐ「渠王」を読んでみてください。
本人とご対面ができます。
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