2016/09/01

業界用語は簡体字

実は「簡体字」の発明は数百年前からだそうです。

最初は路上の屋台、食事できる所で掲示されました、

30年代に入り、一般の飯店が壁に取り付けられている黒板で、

「簡体字」のメニューを書き込むようになりました。

お店をはじめ、台所、お客様までしっかり理解されている字体でもあります。


教育の普及はあまり進んでいませんことをきっかけで、

専用の「簡体字」の発明につながったではないかと思われます。

当時複雑な繁体字を読める人は非常に少なかった

最初は単なる店内のメニューで記載するだけでしたが、

いつの間にか業界内の専用の「簡体字」となり、

時を重ねていくと、店員さん以外、常連客も把握できるようになりました。

現在は高級レストランでは簡単に見かけれない専用の「簡体字」

今だでも、店員さん、シェフの間に目に見えないところで使われつつ、

その原因は料理の提供を効率化にすることに尽きます。


高級レストランでは専用の「簡体字」が見れないが

下町の屋台、老舗に行くと、見れるチャンスがあると思います。

「才」→「菜」、「元」「遠」「旦」「蛋」「九」「韮」、

「更」「羮」「南」「腩」「求」「球」面」「麪」

たまたま行ってきたお店のメニューに専用の「簡体字」がひそんでいます。

文字以外、シンボルで表すものもあります。

「〇」「檸檬」「△」「角」「✖」「叉焼」

そうです、今の茶餐廳の業界用語はこの伝統が引き継がれています。


たくさん専用の「簡体字」の中で、

絶対知っておきたい3つをご紹介します。

「甲」→「鴨」,「正」→「蒸」、反」「飯」。

もしかしてローカルの店に入ってたとしても、

食材、調理方法、ご飯付いてるかどうかわかることによって、

まず一安心だろうね。

たぶん、きわめて遭遇率が低いです。

万が一のために、ぜひ、覚えてください。


最後になりますが、今回ご紹介した専用の「簡体字」ですが、

皆さんご存知されてる中国国内で使用されている簡体字」とは別ものです。

あれは1964年文字改革委員会より公布された「簡体字」です。

その違いがおわかりでしょうか?、


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