40年以上もの歴史がある映画館。
ここは香港唯一、伝統的な席の選び方を続けています。
席番号はチケット売り場の販売員によって、
チケットの上に手書きされます。
インターネットでチケットが予約できる
今の時代には考えられないこのシステム。
早めに映画館に行かないと、ほしい席が取れず、
時間ぎりぎりに入場したら、ばらばらな席しか座れない可能性もあります。
このタイムスリップしたかような映画館ですが、
例え映画を見に行かなくても、なかなか楽しめる場所です。
開業当時の内装はまだ健在ですし、
中に入ればプチ展示館のような感じも。
狭い入り口ではありますが、
恐れず、入ってみてください。
まずレトロ風の体重計が出迎えてくれます。
かつて、香港の映画館のロビーには必ず一台置かれていましたが、
今となってはほとんどお目にかかれません。
この一台はまだ現役活躍中。
2HKドルさえあれば、
体重をカードに印刷してくれます。
続いて階段を登って二階ロビーに入ると、
すぐに古いタイプの35mmフィルムの映写機が目に入ります。
隣には簡単な説明の掲示もありますが、
使用可能かどうかは不明です。
次に見えるのが昔の「寶石戲院」に関連する展示品のギャラリーです。
色違いのチケット、座席表、そろばん、椅子など、
きれいに整理されてるロビーの一角に展示されています。
数はそれほど多くないですが、
一点一点がかつてのあの時代を甦らせます。
ロビーはとても明るくシンプルで、
新作や有名な映画に関連するパネル、模型も陳列されています。
この巨大な「寒戦(コールド・ウォー)Ⅱ」の隣に立って、
写真を撮りたくなりませんか?
取材当日はロビーに誰もおらず、
貸し切り状態でした。
寶石戲院の座席数は363。
時間帯を問わず、2D映画は45HKドルで3D映画は50HKドル程度、
しかも3Dメガネの貸し出しは無料とあって、
チケットが香港で一番安い映画館といわれます。
いかがでしょうか?
香港でもかなり人気の映画館の一つである、
その理由が納得いただけるのではないでしょうか。
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