2016/05/18

スワイヤー・グループの歴史講座 レポ

長い休み前に、

スワイヤー・グループの歴史を紹介する講座を参加してきました。

内容に対して、気になる仲間がいるので、

ここで少しを話してみたいと思います。


1816年創業のスワイヤー・グループ、今年は中国進出150周年になります。

中国進出する前に、単なるウールを販売する商社で、

二度の倒産を経験したが、それにしても商売するチャンスを伺いつづ、

遂に中国との貿易で財を成し、今日では香港で最大の不動産企業であり、

キャセイパシフィック航空を傘下に、

創業一族は香港上海銀行の筆頭株主でもあります。




講座の中で、中国進出の道のりに関して、詳しく解説してもらった。

そして、いくつあまり知らされてない秘話を披露して頂きました。

1)なぜ、スワイヤー・グループの広東語訳は「太古」にしたか?
  会長が中国進出する時に、よく民家に「大吉」という赤い紙、
  要するに揮春を見かけて、きっと縁起よい意味漢字と思って、
  真似しようと思ったら、
  漢字の慣れない外国人で「太古」に書き間違えた説がよく聞くが、
  実はそうではなく、当時の上海の領事Meadowsさんは漢学者である、
  「太初」「盤古」の意味合いで命名しました。

2)スワイヤー・グループのロゴは当時競争相手の商船旗の色反対版です。
  そして、ある日に社員が会議でロゴに青いペンで無造作に書いたら、  
  あの時のロゴが今でも採用されています。

3)鰂魚涌の辺りに「太」からの街名が多いのもそこで製糖所を建てたから、
  そして、皆さんもご存知する「康山」(Kornhill)ですが、
  当時製糖所のマネージャーDr Ferdinand Kornがあの丘に住んでたため、
  命名された。


以上話したのがその一部内容でした、

当時ライバルの存在であるジャーディン・マセソンとのいろな駆け引き、

なぜ、製糖産業が不動産企業に参入しなければならない、

その後、コカ・コーラと製糖所の関係性、

航空業界まで参入するも分析して頂きました。

成功の秘訣や今後の発展の話で締めくくった、

二時間の時間はあっという間に過ぎました。


講師の鍾寶賢教授がスワイヤー・グループからの依頼を受け、

グループの200周年を記念するために、

過去の歴史を本にした。

今回の講座でまさに本の凝縮版でした、

もし詳しく知りたい方なら、ぜひ本屋へ足を運んでください。

貴重な写真なども満載しています。

残念なことは、広東語しかありません。


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