2015/09/05

学生たちの祭事

上環にある文武廟なら、

有名過ぎて、誰も知ってるでしょね。

では、「文」は文昌帝君(学問の神様)、

「武」は關聖帝君(関羽様)の二君が祀られてることをご存じですか?


中国の伝統信仰の中、

文昌帝君は人間の名声と富を支配されるという、

試験を合格させてもらい、

地位、名声を手に入れ、

大きな富を築くことができたるため、

昔から科挙の受験生に信奉されてる神様です。

その後、科挙制度がなくなっても、

たくさん学生たちが親から連れてこられ、

学業邁進をお願いする風習になっています。

ちょうど今日(9月5日)、

「華人廟宇委員會」が深水埗にある北帝廟に、

文昌開筆禮という祭事が行われる予定。

文房具の持参も可能で、

祭事によって、学生たちから文房具までも祝福されます。

さらに、注目してほしいのが、

祭事の中、

セロリ、ねぎを触るという行事がみれます!

セロリ―(広東語:芹菜=勤力とは勤勉、

ネギ(広東語:聰明)とは賢い、

学生たちが勤勉と賢くなるように自ら願うことです。



これは二年前祭事開催時の模様です。

もし今日深水埗に行く予定される方がいたら、

ぜひ、気軽に訪ねてみてくださいね。

場所:深水埗汝州街196號(MTRのA2出口から一番早い、7分程度)

開催時間:1500~1700

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