本物の茶餐廳シリーズⅤ～蘭亭咖啡閣

完全に見落とした一軒、

有名店が林立されるモンコックにある～蘭亭咖啡閣、

一般モンコックにある茶餐廳の雰囲気がまったく違う、

世の中の争いにまったく興味なく、

すべてが店に入ってから感じ取れるものです。

外から見ると、

まさかロフト付きの茶餐廳にみえません。

なんともう50年近くモンコックで営業されています。

1989年、創業者から今のご主人に譲ってもらった頃、

茶餐廳に関して、ご主人は完全に素人でした。

合計二回の内装しか行われてなかったが、

現在の壁、テーブルなどもほとんど当時からのものです。

よく見てみると、鋳鉄テーブルですよ、

なかなか珍しいものだ。

モンコックのお客さんイメージだと、

行儀悪い、口悪いのチンピラとか、

大きい声を出したりするおっさんばっかりしかないと思われがち、

なぜかここはそう言ったらしき人たちは全然見当たらない、

それはご主人の人柄のおかげかもしれません。

前職は普通のサラリーマンで、

普段は礼儀正しく、汚い言葉とは無縁でした。

その品格もそのまま店で反映されてる、

ご主人をはじめ、店員さんも割と礼儀正しい、

「ありがとう」（多識晒)、「少々お待ちください」(請等等、

「お願いします。」(唔該)など聞ける確率は高い！

サービス業では当たり前ですが、香港だと貴重なものです。

肝心な食べ物ですが、

今回は日替わりランチにした。

そこそこうまい、その上、丁寧さが食べ物まで伝わってきた。

どうしても38HKドルを払わないといけないなら、

ここで払いたいです。

今度、ケーキ、エックダルドを食べてみたい、

自家製で有名、しかも数少ないようです。

皆さん要チェック！  

先ほど話したこの茶餐廳の特有な雰囲気ですが、

それはずっとランチを食べながら、

感じた静かさです。

激混みではないが、

客層様々の中、誰も大きい声をしゃべろうとしなかった。

言わなければ、

ここはどこかのホテルカフェーと思われるかもしれません。

特にお客さんに催促するような行為あまりなく、

忙しいモンコックと正反対で、

ゆっくりできる空間になっています。  

営業時間もモンコックらしくない、

普通なら、24時間で、最低でも深夜1時とか営業してる店が多く、

ここは違う、

平日なら10時、9時半はラストオーダー、

日曜日は9時までの営業です。

休憩する穴場になる素質があるため、  

今度もし近くのスターバックスが満席なら、

恐らくここに移るね。  

住所：旺角花園街114號地下及閣樓