先日「李鄭屋漢墓博物館」に行ってきた。
1953年末に石硤尾地区で大火事により、
58,000人の住民の家が突如失った。
香港政府は対策としてこの李鄭屋地区に住宅の建設を始めたが、
1955年8月、工事中に漢墓が発見された。
山の急な斜面を切り開く作業中に発見され、
すぐ政府に報告され、
調査委託を受けた香港大学の教授たちの調査団が現地に入り、
後漢王朝時代(紀元後25-220年東漢時代)の漢墓と分かった。
当時この辺は李屋村と鄭屋村の地区であり、
(苗字は李と鄭が一番多い村)
この地名で李鄭屋漢墓と名付けられた。
ここは今では海岸線より2キロも入った地域だが、
後漢時代ではこの地域近くに海岸線があった。
古墓は漢時代の墓のような“十”字形で、
広州市にある西漢時代の南越王墓の形状に似ています。
また、多くの出土品があったが人骨は発見されていない。
現在、李鄭屋漢墓はその保存を目的として博物館となり、
全体に覆いをかけられて、
ガラス越しに見学が可能となっています。
小規模な博物館ですので、
じっくり回っても15分ほどあれば、
館内のパネルも全て読み切れるでしょうね。
入場無料、パンフレットも無料!
ちょっと時間があれば、気軽に訪れてみては如何でしょうか。
開館日:月~水、金~日 1000~1800
休館日:木、12月25・26日、1月1日、旧正月の3日間
休館日:木、12月25・26日、1月1日、旧正月の3日間
場所:41 Tonkin Street, Sham Shui Po, Kowloon
アクセス:地下鉄の長沙湾駅のA3出口を出てから、
東京街沿いに直進徒歩すれば、10分以内着きます。
東京街沿いに直進徒歩すれば、10分以内着きます。
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