2014/07/23

香港仔( アバディーン)の話の続き

香港仔(Aberdeen / アバディーン)の話の続き。

台風シェルターあたりの歴史について、

話したいと思います。

漁業一番盛んだのが70年代、

数万台漁船がここで泊まってた、

夜の時はとても綺麗でした。

しかし、何回も大火事が発生したこと、

魚業に不況になることをきっかけで、

漁船に暮らしてた人たちが付近の住宅に移るようになった。

現在香港仔で1500台の漁船しか残っていません。

まだ、香港の3分1はここに集結しています。

ここで有名なレストランー”ジャンボ”の由来ですが、

遡って、1920年代から、

ここで暮らしてる誰か水上レストランを開業した。



その後、大人気によって、

たくさん水上レストランができるようになった。

漁民たちの結婚式、葬式など、

全部ここで行うようになった。

最盛期は10台の水上レストランもありました。

数十年に渡って、

買収と合併がたくさん発生した末、

現在の”ジャンボ・キングダム”に残された。

高級レストラン以外、

ここで発祥した”艇仔粉”(サンパン麺)、

最初は漁民向けの食べ物ですが、

漁民なら、普段あまり食べれないロースト肉を具にして、

安い魚を煮込んだスープベースに麺を入れたものです。

今だと、夕方になると、

香港仔台風シェルターの周辺で、

キッチン付きのサンパンが出没して、

一般お客様向けで営業してる、

ちょっと並んでるぐらい行列をみたら、

間違えなくそこだ!

ぜひ、試してみてください。

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