本篇は中学聖士提反書院(セントステファン中学)の歴史について、
簡単にご紹介したいと思います。
地元の子供たちへの英語教育を進みたい一心で、
1903年、香港のカイタック空港の産み親の一人~何啓氏を含め、
合わせた8人の商人や学者が植民政府に学校建設の提案をした末、
現在の香港大学の敷地に立地された校舎が建てられた。
1930年、今の場所に移転した以来、
ずっとスタンレーのシンボルの一つになっています。
土地は植民政府から提供されたが、
校舎自体がいろな方々や銀行までの募金で建てることができた。
「書院大楼」内にも当時のそれぞれ投じた金額の記載が残っています。
校内最も先に建てられた「書院大楼」ですが、
ほとんど花崗岩を使用し、
巨大な柱が立ち並ぶでできた回廊が植民スタイルに見える作りですが、
屋根は中国風の瓦が使用された、
香港の気候を考慮した作りでしたが
現在はコンクリートになってしまった。
H型となる2階建ての建物ですが、
前編の話のように今は学生と教員の宿舎や書斎、教員室になっています。
二階に合わせて8000平方メートルの場所で、
蔵書冊数約60,000冊の図書館になっています。
残念なことで、
一般な方が入りません。
全校生徒900人が全体面積約15ヘクタールもある敷地で授業を行います。
香港に珍しい寄宿学校でもあり、
公立ではなく、私立でもない、
多少政府の援助を受けながら、自主性が失わない中学です。
創立当時が男子校だったが、
60年代以後は男女とも入学することができました。
校内の建築群がそれぞれ歴史建築に認定されて、
2008年、香港の唯一校内でできたヘリテージトレイルが設けられた。
一般な方のため、生徒自らガイドになり、
前編もご紹介した「文物展示館」などをご案内して頂きます。
確かにこの広さの敷地内に土地勘がわからない人ではなかなか苦戦です。
いつのまにか生徒の食堂あたりに連れてもらった。
一箇所ではなく、
食堂は数ヶ所も点在されています。
取材当日は日曜日のため、
あまり生徒の姿が見れません。
食堂の隣は「書院大楼」と同じぐらい歴史ある「馬田宿舍」です。
過去の校長先生を記念して命名した建物ですが、
こちらも生徒の教員の宿舎になっています。
食堂とランドリー部屋なども併設されています。
基本的に外に出ずにも生活できます。
宿舎に面するバスケットボール場やテニスコートがあり、
創立当時とあまり変わらないと伺っています。
次は敷地内最も高い場所である教会を案内してもらった。
1950年、日本占領時期を記念するために建てられた。
大虐殺の場所にもあり、
敷地内で幽霊に遭遇する話をしばしば聞いたため、
この教会を立った一説も生徒内にあれから流れています。
教会内になんと言ってもこのステンドグラスです。
収容所になった頃に飢えきった捕虜たちの生活ぶりが描かれています。
想像ではなく、
本当の写真の元に再現されたものです。
こちらは「北屋」、
1952年落成されて、2005年にリフォームされた。
今は女性生徒や教員戦用の宿舎になっています。
目の間にバスケットボール場、テニスコートやバーベキューも完備されます。
とにかく興味深い学校であって、
ところどころからの歴史のみならず、
学校生活の垣間見える生徒による解説がとても役に立ちます。
この二編の記事ではほんのわずかな学校のことをしか紹介できません。
実はこの学校が多く香港の映画でロケされたことがある、
日本人でも知られる作品は下記:
【歲月神偷】、【セーラ】(雛妓)、【空手道】、
【青春の光と影】 (失業生)など、
香港映画が好きな方もぜひ一度訪れてほしい場所です。
一人でもガイド付きでこのヘリテージトレイルツアーが参加できます。
ただし、英語と広東語の解説しか提供しないようです。
下記のサイトで事前に申し込めば、
返事次第にご参加することができます。
https://www.ssc.edu.hk/ssctrail/chi/index.html
ぜひとも、スタンレーの海沿い景色を堪能しに行く以外、
もう一つスタンレーの歴史も知って戴ければ、幸いです。
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