2018/05/11

ブルースリー愛用の上着?製造現場

今年創業90年、
最初の拠点とするマカオでしたが、
30年代から香港に移ってきて、
50年代の絶頂期に向った後、
70年代にブルースリーにより中興させられたものの、
あれから再ブレイクすることもなく、
現在は一般の香港人にとっても認知度の低い「香港製造」ブランドになり、
唯一の生産ラインはここ「大角咀」の工業ビルのワンフロアに取り残され、
流行に合わせることもなく、
独自の技術とスタイルを貫き続いています。


香港のジョーダンにある裕華デパート二階以外、
この老舗ブランドの商品を入手するために、
本社工場に行くしかありません。
工業ビルの外壁に若干『555』と見れるところが今回取材のターゲットです。


まさか、辿り着く前にスリル満点のスライド式エレベーターが待ってくれた。
序の口からワクワクさせられました。


入口の看板は如何でしょうか?
香港らしさを感じ取られますか?


工場内に入ったら、
受付に誰もいませんでしたため、
体がずうずうしくさらに奥のところに進んでみました。


瞬間に見渡せる空間がまさしく生産ライトというもの、
黙々と働いてるスタッフが2,3人ほどいて、
その手前の包装箱こそ看板商品の『555』シャツです。


昔ほど生産量と出荷量ではなくなったため、
工場内の稼働日が限られます。
取材当日の生産ラインが稼働されてる光景が見れるなんでランキーでした。


既に梱包作業終了の製品が目の前にあって、
現在はなかなか見れない「MADE IN HONG KONG」の段ボールが並ばれ、
どこかへの出荷分でしょうね。


工場内にディスプレイのコーナーもあります。
自慢の製品に照明が当てられながら、綺麗に飾られています。


製品によって、パッケージのデザインも変わります。
どれでも時代を感じるものです。


さらに、過去の栄光となる写真までに展示されています。
数多かった作業員の作業風景はもちろん、広々とした工場、
セントラルに位置した専売店なども写真を通して、
どれだけ偉業工業ビルの外壁に若干『555』と見れるところが今回取材のターゲットです。



偉業と言えば、
80年代になし海外進出を成し遂げて、
毎月一万着もアメリカまで輸出したことが今でも語り継がれます。
その立役者ははハリウッド女優のボー・デレクです。
この一枚のポスターがまさに引き金です。
『555』のインナーシャツを着てる姿が多くの女性を魅了したとのことで、
買い求める人が相次いでた、一時期ブームにもなりました。
その後、アメリカの代理店がポスターを香港に送られてきて、
今でも工場内に大事に保管されているそうです。

(インターネットから引用)

このポスターをよく見てみると、
おへその位置でシャツに『555』の社名がプリントされています。
残念なことはこのタイプのシャツもう生産していません。
ただし、工場内の販売コーナーにはいくつの商品が販売されています。
サイズもある程度揃ってあるため、
お気に入りの商品がその場で入手できます。
確かに現金のみでした。


何を買うか迷ってる最中に、
オーナーの呉さんがどこかに出てきて、
以前ブログにも紹介した『利工民』との違いを説明して頂きました。
うなずぐほど納得しながら、
念願の『555』商品をゲットしました。
果たしてどんな模様か次のブログへお楽しみにしてください。


住所:大角咀埃華街33號安業工廠大廈7/F
営業時間:0900~1800(月~金)、0900~1300(土)、定休日:日曜日

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